「PDAがパソコンになったら」を実現する次世代PDA「HagakiPC」を開発しました。(長野県臼田町)有限会社三石印房 開発部では今回実際に動作するx86互換PC試作機を発表しました。持ち運ぶには500グラム以下の携帯パソコンが必要とされるが、名刺サイズのマザーボードにするなどして約340gの軽さでハガキサイズを実現しました。ノートパソコンでありがちな出先でバッテリーが切れる、「コンセントは借りられないし」を解消するため、電源は年々高容量化され、充電時間も短縮傾向にある市販ニッケル水素充電池4本を使いどこでも電池交換できるようにしました。平均消費電力は3.6Wで、2500mAhバッテリー持続時間は3時間20分。※1
PDAとしては理想のタッチパネル装備4.0型VGA低温ポリシリコン液晶採用デジタル16ビットカラー画面できれいな表示ができます。メモリ 128MB + フラッシュメモリ128MBを内蔵。ステレオヘッドフォン出力x1+USB1.1x1+CF TypeⅠ& TypeⅡx1を備え、記憶装置は高速化・低価格化が進んでいるCompactFlashかMicroDriveを使用し、OSをインストールする必要があります。そのほかUSBからのブートが可能。対応OSは Windows9x、Windows2000、WindowsXP、WindowsXP Embedded、WindowsCE、VxWorks、Linux、DOSなどで、各OSのグラフィック/オディオ/タッチパネルドライバ等を提供できます。外形寸法最大 横135mm 縦109mm 18mm厚 と葉書大サイズ。CPUは本来工業用として使われているAMD Geode SC1200 266MHzでPDAに搭載することを可能にしました。極限まで切り詰めた開発費と同時に量産時のコストを下げる設計としました。
今後の展開としては試作品の提供や設計・アイデア・ノウハウなどの技術提供、設計コンサルタント、もしくはOEM提供を予定しています。最新情報はHagakiPCの公式サイト リンクで見ることができます。
□ 特徴
● 本体電池込み340gで驚くほどの軽さ ※2
● 本体厚さ最大18mm薄型設計
● ファンレス・HDDレスで動作音0dB
● 究極のモバイルPCでしかもハガキサイズの正真正銘パソコン
● 記憶装置は「コンパクトフラッシュ」や「マイクロドライブ」に対応し、差し替えることでOSを即座に切り替えできる (事実上CF同時2枚動作。CFスロットがカラであれば本体内蔵128MBフラッシュドライブが起動。) ※3
● 本体内蔵128MBフラッシュドライブにWindows98SEを無圧縮でつめ込みOSを起動させることに成功
● マイクロドライブ4GBでWindowsXPが実際に動く (マイクロドライブのPIO-4に対応。UDMA-3は対応予定)
● マウスやキーボードのかわりにタッチパネルで操作できるため非常にシンプル
※1 バックライトON+画面ON+本体内蔵Windows98SE+98lite+CPUクーリングソフト使用時。
※2 コンパクトフラッシュを除く
※3 コンパクトフラッシュは互換性があり使えない機種があります。マイクロドライブ4GB動作確認済み。MICRODRIVEはIBM社の登録商標です。CompactFlashおよびCFはSanDisk社の登録商標です。
◆HagakiPC公式サイト
リンク
設計・製作元
┃〒384-0301長野県南佐久郡臼田町臼田2161-3
┃ 有限会社 三石印房
┃ 開 発 部
┃mailto:mmmishi@d4.dion.ne.jp
┃ TEL 0267 - 82 - 2016 FAX 0267 - 82 - 2384
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。