ターボリナックスとスリーアールソフトが スパム対策及び情報漏えい防止ソリューションにおいて業務提携

ターボリナックス株式会社/スリーアールソフト株式会社 2004年09月08日 11時00分

宮城県角田市役所ではシステム構築から稼動までを1日で実現

ターボリナックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢野広一、以下ターボリナックス)とスリーアールソフト株式会社(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:中村真人、以下スリーアールソフト)は、国内におけるセキュリティソリューション事業の強化拡大を目的として、今後成長が期待されるスパム対策(メールコンテンツフィルタリング)及び情報漏えい防止ソリューション市場の開拓に向けて業務提携したことを発表いたしました。

今回の業務提携により、スリーアールソフトは、自社のスパム対策及び情報漏えい防止ツール「SpamBreaker」(スパムブレーカー)と、専用サーバー主力OSとしてターボリナックスのサーバーOS製品を組み合わせ、小規模から大規模のユーザーに対してコンサルティングサービスと共に提供します。
また、ターボリナックスでは、10月末に発売する次期サーバーOS「Celica」(開発コードネーム)へ、SpamBreakerをバンドルするなど、両社は技術面での相互支援体制を確立し、販売ならびにマーケティング活動においても協業していきます。

電子メールがビジネスツールとして欠かせないものになっている昨今、メールシステムの運用において、スパムメール及び迷惑メールの侵入を防ぎ、メールによる機密情報流出から組織を守ることは必須となっています。両社は、このような市場の要求に敏速に応え、より高い信頼性を持ったシステムと導入コストメリットを提供することにより、成長著しいメッセージング・セキュリティ市場においてシェア拡大を目指します。

【宮城県角田市役所導入事例】
リンク
宮城県角田市役所では、住民が利用しやすい行政サービスを目指し、電子政府・電子自治体の構築を進めていました。その一環として、総合行政ネットワーク(LGWAN:Local Government Wide Area Network)に接続する既存ネットワークの見直しを行いました。総合行政ネットワークとは、全ての地方自治体間を相互に接続すると同時に、国のネットワークである「霞ヶ関WAN」とも接続可能な、セキュリティの確保された総合ネットワークです。
LGWANに対応した新たなネットワークシステムでは、インターネットから流れてくる不要なメールを遮断し、またLGWAN側への業務上好ましくないメールの流出を防ぐために、インターネット側とLGWAN側にSpamBreakerを導入、システム構築から稼動までに費やした時間はわずか1日でした。さらにSpamBreakerは、既存メールサーバーの種類を選ばず導入できることから、導入コストの大幅な削減を実現しました。SpamBreakerのプラットフォームとしてTurbolinux 8 Serverを搭載しています。

【SpamBreakerについて】 リンク
SpamBreakerは、スパムメール及びウィルスメールの対策や情報漏えい防止ツールとして、韓国をはじめ中国、日本のユーザーに愛用されているセキュリティソリューションです。SpamBreakerにはMTA(Mail Transfer Agent)とデータベースが内蔵されており、簡単インストールプログラムにより導入が簡単に行える上、既存メールサーバーの種類を選ばず導入できるためTCO削減にも貢献します。また、フィルタリングはSMTPフィルタ及びメッセージフィルタの2段階構造で行うため、効果的なフィルタリングが行えるほか、他社に先んじて取り組んできた2バイトコードの日本語に対する検知技術により、日本語のスパムメールに対しても、高度化したスパムともいえるフィッシングメールに対しても完全遮断が可能です。

【Turbolinux 8 Serverについて】 リンク
Turbolinux 8 Serverは、オープンソースアプリケーションと組み合わせたミッドレンジ業務サーバーシステムに最適な、ハイパフォーマンスLinuxサーバーOSです。優れた性能と拡張性に加え、バックアップ/リカバリ環境を完備、セキュリティ対策として128ビットSSLライブラリ搭載、IPSec対応、SMTPサーバーのSSL対応など、堅牢なサーバー環境を実現することから、パナソニックコミュニケーションズ製アプライアンスサーバー、日立産業用パソコンなどへも標準搭載されています。

【ターボリナックス株式会社について】 リンク
ターボリナックス株式会社は、インテル、メインフレームなどの各種プラットフォームに対応するLinux OS製品を開発、提供しています。主要開発拠点である本社を日本に構えるターボリナックスの製品は、日本語や中国語などのダブル・バイト文字セット圏のために開発されたLinuxに定評があり、日本をはじめとするアジア市場で最も普及しているLinuxディストリビューションです。
全社員の半数以上が開発・サポートエンジニアであり、日本語対応に留まらない製品開発ならびに充実したサポートを提供するとともに、Linux普及と技術レベル向上に貢献するために各種認定制度も実施しています。また、ビジネス市場での本格的なLinux導入を促進するため、パートナー企業との広範なアライアンスを推進しています。

【スリーアールソフト株式会社について】 リンク
スリーアールソフト株式会社(代表取締役社長:中村真人、2000年6月に設立、資本金5,000万円)は、WEBメールを軸にした統合メッセージングソリューション及びセキュリティツールの開発販売を行っています。主にメールサーバー製品@MESSAGE及びスパム対策及び情報漏えい防止製品のスパムブレーカーを、企業、大学、官公庁などお客様のニーズに合わせて提供しています。

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