レポートサマリー
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通信速度が速くなり、放送コンテンツのデジタル化、そして通信と放送の融合サービスに対する消費者のニーズが高まるにつれ、事業者の通信と放送の融合が進んでいる。このような傾向のなか、インターネットテレビと呼ばれる新しいメディアであるIPTVが脚光を浴びている。
IPTVは固定通信事業者が提供する通信と放送の融合サービスである。モバイルテレビが私たちの移動中にマルチメディア及びデータ情報を利用できるようにしてくれる無線デジタル放送ならば、IPTVは家庭や会社等の屋内でマルチメディア及びデータ情報を利用できる固定デジタル放送である。
現在韓国では世界各国と同じように有線通信事業者を中心にIPTVサービスの準備が行なわれているが、制度上の整備が十分でなく、ケーブルテレビ事業者との規制における公平性などの問題により本格的な商用化が停滞している。しかし韓国のIPTVサービスは100M級FTTH及び政府主導の広帯域統合網(BcN)という真の超高速ネットワークが基盤となることが予想されるため、いったん始まれば他国とは異なり強大な市場吸引力を発揮して拡散していくと予想される。KT(Korea Telecom)、Hanaro Telecom、Dacom等の通信事業者らがBcN事業のビジネスモデルとしてIPTVを準備しており、既に2005年下半期に試験サービスを実施している。
韓国国内でIPTV市場を最も積極的に開拓している事業者はKTである。KTは単に放送をサービスするという概念ではなく、ホームネットワーク事業の戦略アプリケーションとしてIPTV事業を推進している。KTは本格的なIPTVサービスの提供に先駆け、HomeNサービス、テレビポータル、IPメディア等3つの方向へIPTV戦略を進めている。
韓国では2006年にIPTVがサービス開始した場合、IPTV加入者は2006年初めに約57万、2012年には約300万人に達すると予想され、各事業者の売上は2006年1,600億ウォンから2012年には7,700億ウォンに達すると予想される。
レポート目次
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調査レポート
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韓国IPTV市場分析と展望
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