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インテュイットが米国親会社から分離独立

2002/12/31 00:52
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国内に根ざしたソフトメーカー目指す

 インテュイット(本社:東京都港区)は2002年12月24日、 経営陣による企業買収(MBO)の手法により、2003年2月中にも米国の親会社から分離独立すると発表した。

 インテュイットは財務会計ソフトを手がける米インテュイット インクの100%子会社。MBO(Management Buy-Out)とは、経営陣による企業買収のこと。経営陣が親会社から子会社の株式を買い取り、経営権を持って独立する手法である。

 分離独立後は、日本国内に根ざした業務用ソフトウェアメーカーとして業績拡大を図り、数年後の株式公開を目指すという。また今回の分離独立は、親会社の意向と合致するという。「日本法人の売却により我々の経営資源を成長分野に集中する」(米インテュイットのスティーブ・ベネット社長兼CEO)

 なおインテュイットは、米国でベストセラーとなっているSOHO向け会計ソフト「QuickBooks」の国内版「クイックブックス」を売り出したが、その売れ行きは芳しくなく、2001年12月、同ソフトの販売を終了し、その開発、マーケティング・営業などの資源を主力業務ソフト「弥生シリーズ」に結集させると発表していた。

 今回の分離独立にあたり、アドバンテッジ パートナーズ(本社:東京都千代田区、代表者:笹沼泰助、リチャード・エル・フォルソム)が運用するファンドから出資を受け、親会社から全株式を95億円で買い取る。この売買取引は2003年1月下旬〜2月上旬にも完了する予定。

 独立後の経営は、日本法人の平松庚三社長らが継続して行うが、社名は変更する予定。またアドバンテッジ パートナーズのフォルソム代表ら2人を非常勤取締役として迎え入れる。

 同社では、従業員の全員がそのまま継続して在籍し、弥生シリーズの開発・販売・サポートにあたる、と説明している。また「6月に発表し会計事務所/顧問先向け製品の開発も計画通り継続していく」(インテュイット)。

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