フリーウェアに付いてくる不審なプログラムに注意を--マカフィーが呼びかけ

 マカフィーは4月8日、2009年3月の「ネットワーク脅威の状況」を発表した。ウイルス「W32/Conficker.worm」が前月に引き続き猛威をふるっている。

 全体的な傾向としては、従来どおりオンラインゲームのパスワードを盗むトロイの木馬、およびそれらを落とし込むためのウイルスで、外部メディアを経由して感染する「Autorun.worm(Generic!atr)」がランクの上位を占めた。既知の古い脆弱性を経由して感染するものが多いことから、これらの管理は非常に重要であるとしている。

 また、実行形式のマルウェアの多くは制限されたユーザー権限では実行されないことから、特権ユーザーでの運用は必要最低限に控えることが重要とのこと。感染予防および感染被害の緩和として、ユーザー環境の管理、監視、制限を緊急の課題に挙げている。

 不審なプログラム(PUP)のランキングでは大きな変化はなかったが、全体的にはAdwareに分類されるものが少なくなってきている。多くのPUPはインターネット上で配布されているフリーウェアなどに付いているとして、フリーウェアの利用に注意を呼びかけた。

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