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motorola xoom CNET Japan Review text by 海老名久美

海老名久美 氏 プロフィール
テクニカルライター/技術翻訳者
主にCNET Japanで本や製品のレビューを執筆。
http://spiceupwork.net/

大きすぎず小さすぎない、扱いやすいサイズ

 Android 3.0が搭載された端末として、MOTOROLA XOOM(XOOM)がauより4月に発売されてから、2カ月が経過した。さらに6月21日には、早くもAndroid3.1への対応がなされている。XOOMとは、実際どのような端末なのだろうか。ビジネスにプライベートにと活用の幅が広く、使い込むほどに増すXOOMの魅力をお伝えしたい。

前面にボタン類は一切なくシンプル(クリックで拡大表示)

 まずは、外観から見ていこう。10.1インチTFT液晶の本体は、新書を広げた状態より一回り大きい程度で、大きすぎず小さすぎず、両手で持つのにちょうどいい。フレーム部分が少ないため、手のひらいっぱいに画面が広がる印象だ。

 背面には、電源ボタンやスピーカがあり、MOTOROLAのロゴが光る。

 下部側面に、充電端子、HDMIマイクロ出力端子、microUSB端子、別売りのドック接続端子がある。左側面には音量ボタン、上部側面には、イヤホン端子とmicroSDカードスロットがある。なお、microSDカードについてもサポート済みで、すでに使用可能だ。

電源ボタンとスピーカは背面にある(クリックで拡大表示)
イヤホン以外の接続端子は下部側面にまとめられている(クリックで拡大表示)

 充電は、製品に付属する専用の充電器を使用する。外に持ち出して長時間使うことを想定するなら、完全に充電が終了した状態で持ち出すのが安心だろう。なお、XOOMは150分の急速充電が可能だ。

自分だけのXOOMにしていく楽しみ

Googleのアカウントを持っていない場合は、画面に表示されるアカウント作成手順にしたがって作成しよう(クリックで拡大表示)

 最初にWi-Fiへの接続を設定したら、XOOMにあらかじめインストールされている、メール、マップ、カレンダーといったさまざまなアプリケーションが、仕事からプライベートまで、あらゆる場面において活躍する。操作方法は直感的で、分かりやすい。「これはどうやるんだろう?」と思ったら、とりあえず、画面やアイコンの上を指先でタッチしたり、長く押してみたりすると、新たなメニューやアイコンが表示されるので、目的の操作方法を選択する。小一時間も触っていれば、すぐに慣れるだろう。

おすすめ動画をザッピングするのは楽しい(クリックで拡大表示)

 ホーム画面のアプリケーションやウィジェットは、好きな順番で並べ替えられる。もちろん、壁紙をお気に入りの写真に変更することもできる。カスタマイズすることよって、自分だけのXOOMになっていくのは嬉しいものだ。

 もちろん、YouTubeの動画を見るのも簡単だ。画面がワイドで大きいから、ハイクオリティの動画を全画面表示で見るのも迫力があって楽しい。スピーカが背面にあるため、本体を机に置くか、スタンドなどを使用して壁の近くに立て掛けておくと、音が前面に出て高品質なサウンドを楽しめる。

写真も動画も自在に撮影--Android Marketで広がる可能性

 カメラは、前面と背面の2カ所にあり、前面のカメラは約200万画素、背面のメインのカメラは約500万画素となっている。ライブ配信やビデオチャットなど、用途に応じて簡単に切り替えられる。XOOMには、ポートレートやスポーツなどの「撮影モード」を備えており、大画面でモニタリングしながらその場で撮影モードを切り替えたり、画像にフィルタをかけたりしながら、個性的な写真を撮ることができる。

 あらかじめインストールされているアプリケーションだけでなく、数多くのアプリが集結する 「Android Market」には、無料から有料のものまで数多くのアプリケーションがそろっている。ゲームなどのエンタテインメントはもちろん、XOOMをシステム手帳のように使えるアプリや電子書籍を楽しめるアプリなどもあり、アプリによってXOOMを活用できる可能性は無限に広がっていくのである。

Andoroid向けアプリケーションでXOOMが格段に便利になる(クリックで拡大表示)
カメラの「撮影モード」画面。手ぶれ補正もある(クリックで拡大表示)

PCとの連携もカンタン

Mac版のみインストールが必要な「Android File Transfer」。Macでのファイル転送はこれを利用する。(クリックで拡大表示)

 タブレット端末の楽しみは、自分の持っているファイルを外に持ち出して使えることにあるだろう。その点、XOOMは、Windowの場合PCを接続するだけで、外部デバイスとして認識されるため、特にソフトウェアをインストールしなくても、ファイルをドラッグ&ドロップでコピーできる。 Macの場合は、Android File Transferというソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要があるが、いったんインストールしてしまえば、ファイルの転送はカンタンだ。

XOOMへの期待

 XOOMは、国内ではauから販売されているが、auのデータ通信プランなどに入る必要はなく、XOOM単体でも購入できる。データ通信にはWi-Fiを利用する。自宅やオフィスのWi-Fi環境で使ったり、Wi-Fiルータなどと組み合わせて使うこともできる。また、Wi-Fiでは5GHz帯でも使用可能で、さらに高速を体感できる。

 女性が持つにも使い勝手のよいサイズなので、ここは、ぜひとも女性向けの可愛いケースやアクセサリなどの発売を期待したい。

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本キャンペーンは終了いたしました

  • プレゼント:MOTOROLA XOOM 1台
  • 募集期間:2011年6月20日~7月31日
  • 応募条件:上のリンクからハッシュタグ付きのTweetをする
  • ハッシュタグ:#xoom_cnet
  • 当選通知:CNETオフィシャルTwitterアカウント「cnet_japan」から連絡させていただきます。
提供:モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社
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