クラウドにまつわる5つの「神話」--思い込みの真実をHPとインテルが明かす
神話1 「パブリッククラウドの採用はITサービスを調達する中で最も安価な方法である」
HPは、この点については、必ずしも真実ではないと考えています。
たしかに従量課金制を採用しているパブリッククラウドは従来の手法と比較すると利用時間あたりのコストを低減します。特に、ある米国のクラウドサービスではシステム要件にもよりますが、時間あたり10セント以下です。しかしこのようなサービスはパフォーマンス、可用性、通信速度といったサービスレベルで単価が異なるため、要求の厳しいエンタープライズシステムで採用する場合にはパブリッククラウドよりもプライベートクラウドの方が投資対効果に優れるケースがあります。たとえば、常時負荷の高い処理を行う必要がある取引システムが代表的な例です。時間単位あたりの利用料だけでなく、パフォーマンスや可用性、セキュリティ、コンプライアンスやサービスレベルなどを総合的に吟味することが重要です。週末にしか車に乗らない場合はレンタカーで十分ですが、毎日乗る場合は家族構成や主な用途に合った車を購入するほうが長期的にみれば安く、しかも満足度が高いのと一緒です。
しかし多くの場合、自社がパブリッククラウド向きなのかプライベートクラウド向きなのか、あるいはハイブリッド型の採用が望ましいのか、判断することは難しいと思います。そうした際にユーザーを支援するのが、プロフェッショナルからのアセスメントやワークショップです。HPはユーザーが自社に最適なクラウド利用の検討を支援する「HP Cloud Discovery Workshop」を用意しています。すでに多数のITマネージャーの方がこのワークショップを通じてクラウド活用を具体化させています。「HP Cloud Discovery Workshop」の詳細は、こちらのホワイトペーパーもご参照ください。さらに、イベント「TECHNOLOGY @WORK 東京 2012」でもHPエキスパートからの説明を聞く事ができます。
神話2 「クラウドにはセキュリティに関する懸念がある」
HPは、この点についてはある意味では真実だと思いますが、だからといってクラウドの導入を避けるべき理由にはならないと考えています。
IT管理者だけでなく、経営層などもパブリッククラウドの利用によってデータが自社の管理外に置かれることを好まない傾向があります。ガバナンス、セキュリティ管理、法令遵守などで厳密なルールを設けて運用している企業の多くがパブリッククラウドは不安で、プライベートクラウドの方が安全だと思い込んでいるようです。たしかにプライベートクラウドの方が安全性が高いことは、部分的には事実です。しかしプライベートクラウドもネットワーク上に構築されるものですから、一般的なシステムと同じく内部関係者からの攻撃や、脆弱性を突いた侵入などのリスクが存在します。プライベートとパブリックを併用するハイブリッドクラウドについても同様です。肝心なのは、自社のクラウド導入に伴うリスクを正確に把握して、それに合ったセキュリティ対策を見極めることです。
HPはパブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドの活用を含めた、エンタープライズのセキュリティに関する包括的なソリューションをご用意しています。これについては、こちらのホワイトペーパーで詳述します。また、こちらのイベントのD-5セッションもこの話題を扱ったものです。
神話3 「現状、ミッションクリティカルなアプリケーションはクラウド化できない」
HPからの回答は「いいえ」です。いまだに多くのIT管理者がクラウドの信頼性に対して疑問を持っているようですが、ミッションクリティカル・クラウドを実現するためのプラットフォームは、すでに存在しています。
サーバー、ストレージ、ネットワーク、サービスなど各領域で培ってきたノウハウと実績をもつHPは、通信インフラストラクチャやグローバル企業の業務や取引を支える、停止することが許されないシステム、いわゆるミッションクリティカル環境に利用できる堅牢なクラウドコンピューティングを提供します。高い先進性とオープン性に軸足をおくHPならではの設計思想で構築された、インテル® Itanium® プロセッサー 9300番台搭載の「HP Superdome 2」 は、ユーザーのミッションクリティカルなシステムへの要望に応え、プライベートクラウドを「ミッションクリティカル・クラウド」へと進化させます。
こうしたHPの製品ロードマップやメニュー、真のミッションクリティカルシステムとはどのようなものであるかについてはこちらのイベントの講演もぜひお聞きください。さらに、最近HPは、Superdome 2が実現するミッションクリティカル・クラウドの範囲に、将来x86サーバー用アプリケーションも加えていくことを明らかにしました。そのプロジェクト「Odyssey」についてはこちらの資料に詳しく記載しています。
Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel vPro、 Intel vPro ロゴ、Celeron、Celeron Inside、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Core Inside、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、vPro Inside、Xeon、Xeon Inside は、アメリカ合衆国およびその他の国における Intel Corporationの商標です。
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ITの工業化 |
エンタープライズセキュリティの再考 |
ミッションクリティカルクラウド製品の拡大に関して |
HP Cloud Foundation for Hyper-V – ユース ケース |
クラウド推進のロードマップ |
HPのクラウド戦略はインテル®社との強力なパートナーシップに支えられています
HPは、インテル®社との長年にわたるパートナーシップに基づき、クラウドのインフラストラクチャを支える様々な製品を提供しています。HP CloudSystem Matrixが実現するオールインワン・クラウドはインテル® Xeon® プロセッサーの優れた性能に、またHP Superdome 2が実現するミッションクリティカル・クラウドはインテル® Itanium® プロセッサー 9300番台の高い可用性に支えられています。両社は今後も、そのパートナーシップのもとクラウド分野での協業を継続していきます。
インテルの、HPを含むパートナー各社とのクラウドの取り組みについてはこちらをご参照ください。
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 掲載内容有効期限:2012年2月29日