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デジタルアーツのファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」とは

仕事を邪魔しないシンプルな使い勝手

 FinalCodeは、クライアントソフトをインストールした相手同士で暗号化したファイルをやりとりする仕組みだ。クライアントソフトでは「ファイルを暗号化する」「(暗号化された)ファイルを開く」「管理画面を開く」という3つの操作ができる。

 流れとしては、誰かとファイルを安全に共有したいと思ったときに、「ファイルを暗号化する」を選び、閲覧を許可する相手と閲覧権限を指定して暗号化ファイルを作成する。拡張子が「.fcl」のファイルができあがるので、それをメールなどで共有したい相手に送る。ファイルを受け取った相手は通常のファイルと同様にダブルクリックして開封し、閲覧や編集などを行う、といったかたちになる。fclファイルを閲覧や編集するには事前にクライアントソフトをインストールしておくだけでよい。


FinalCodeの画面(メインの操作メニュー)】など

 なお、クライアントソフトのアイコンに対してファイルをドラッグ&ドロップすると、普通のファイルは暗号化され、暗号化されたファイルは復号される。このため、圧縮解凍ソフトのようなシンプルな使い方が可能だ。さらに便利なのは、特定のフォルダをあらかじめ「暗号化フォルダ」に指定しておくことができる点だろう。この場合、フォルダにファイルを保存するだけでオプションが指定された暗号化ファイルが自動的にできあがる。仕事を邪魔しないよりシンプルな運用ができるようになるのだ。

 暗号化で指定できるオプションは以下だ。


【オプションの画面】

 閲覧の回数や期限のほか、元ファイルへの変換を許可するか、上書き保存を許可するか、コピー・ペースト/キャプチャを許可するか、印刷を許可するかが設定できる。透かしパターンというのは、印刷したときに特定の文字列を浮かび上がらせて不正コピーを抑止するための機能だ。また、特徴的な機能であるリモート消去の可否もここで設定する。

 管理画面では、作成したファイルの検索、アクセスログを追跡、権限の変更などが可能だ。自分が作成した暗号化ファイルについて、どのユーザーがいつファイルにアクセスしたかなどを把握できる。また、権限がないユーザーがファイルを閲覧したいという場合に許可を与えたり、作成したファイルのオプション設定を変えたりといったこともできる。


【管理画面】

 基本的にはこれだけだ。シンプルながらも使いやすいUIであることがわかるはずだ。なお、体験版のクライアントソフトがここからダウンロードできるので、実際に試してみるといいだろう。

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提供:デジタルアーツ株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2014年3月31日