製品情報

IBM

ThinkPad X31

【主なスペック】
【発売日】
2003年03月
【メーカーサイト】
LINK

ユーザーレビュー

2003年03月22日 00時00分
ThinkPad560Zの後継として、X31を買った。メーカー直販で発表と同時に注文。出荷開始から3日目に到着。

B5ファイルサイズといってもジャストA4のThinkPad560と比べて横方向に1インチ短いぐらいで、サブノートと呼ぶにはちょっとどうかというサイズ。
とはいえ、並べてみるとだいぶ小さく感じるのは角を切り落としたデザインの効果か。
重さももはやサブノートクラスではないが、軽いノートと比べなければどうというものではないし、いろいろなインターフェースがついていることを考えると、周辺機器とのトータルな重量ではかえって軽快に動けるというケースもあるかもしれない。

横幅が1インチ短いのでキーボードは全体的にやや小ぶりで右側の記号キーが小さいものになっている。12インチ液晶とのバランスでこのサイズになっていると思うが、このへんは好みが分かれるところ。キータッチは押し始めがやや硬い感じだが、とりたてて不快感はない。

PentiumMの効果はどれほどかというと、比較対照になるマシンが560Z(P2@300)なのでなんともいえないが、相当速い。メモリが最大1GBということもあわせて、当分困らないだろう。

標準のハードディスク容量が40GBで、選択できないというのは、T40と比べるとちょっと寂しい。せめてカスタマイズで増やせないものか。
ついでに、カスタマイズモデルではBlueToothが選べないのはどうかと思う。まぁ、現時点でそれほど使われるインターフェースでもないのだが、長期にわたって使うことが予想されるマシンなのでカスタマイズメニューについては今後改善の余地がある。
そんなこともあり、スタンダードモデルのJHJを買った。BlueToothを触ってみたいとなると他に選択肢はない。

筐体の剛性感は高い。とくにモニタ側がマグネシウムのようでがっしりしているので、常時サスペンド状態での持ち歩きも大丈夫そうだ。また、触ったときの手触りが良いのもうれしい。

あわせて購入したウルトラベースX3との脱着は、ちょっと固めで慣れが必要そう。あまり強くやると筐体がしなるし、弱いとはまらない。

マニュアル類がほぼオンライン化されているのは、出先でマニュアルが見たいような状況を考えると便利。Disk to Diskのリカバリーとあわせてそのぶん容量を使っているんだけど、単体でやれるというのはそれなりにメリットとして良いと思う。
とはいえ、ハードディスクの物理的障害が心配なので、何らかの形でバックアップはとりたいところ。リカバリーディスクやOSのディスクは付属しない。ウルトラベースのベイにつけるセカンドHDDアダプタ(これも買った)に転送ユーティリティのEZ-GIGがついてきたので、それを使うのが一番楽そう。

(まとめ)
値段相応に良くできたマシン。スペック表には出てこない部分が優れている。
とはいえ、大きさと重さはサブノートというよりはむしろA4ノートに近い。

(補足)
バッテリでの駆動時間や、実際のアプリケーションでの動作感等もリクエストがあればレビューしていきたい。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]