続・ロボホンと6日間過ごしてみた--ロボホンと乾杯、お別れの準備 - (page 3)

Day 5:検索機能や電話を試す

 これまで、ほとんど通話機能を使ってこなかったが、もちろんロボホンは電話なので、電話をかけたり受けたりできる。着信すると、ロボホンが手を挙げ、「電話だよ」と教えてくれる。背面のディスプレイの「応答」をタップするとミュートモードになり、通話時の姿勢に変わる。通話時の姿勢になるとミュートが解除され、話ができる。また、「電話に出て」と言えば、スピーカーフォンモードになり、ハンズフリーで通話も可能だ。

こう見えて電話なんです
こう見えて電話なんです

 かけるときは、あらかじめ電話帳に登録している相手なら、「電話をかけて」「おっけー、誰に電話かける?」「○○さん」「○○さんだね。かけていい?」「おっけー!」というようなやりとりで通話ができる。番号をロボホンに伝えてもかけられるのだが、間違えたときに訂正が面倒だ。背面のディスプレイで直接入力するほうが安心だと感じた。

 また、「何かある?」と聞けば、不在着信の一覧をディスプレイに表示してくれるほか、タップすると相手に電話をかけられる。

ロボホンの口がレシーバとなっているので、口に耳を当てる
ロボホンの口がレシーバとなっているので、口に耳を当てる

ロボホンの検索機能

 知りたい言葉や見たい画像をロボホンが検索し、言葉の意味を読み上げてくれたり、画像をプロジェクタで映してくれたりする。指定した場所の地図の表示も可能で、「地図検索して」「おっけー、検索したい場所を言ってね」「神保町」「神保町だね。映していい?」「おっけー」──そんなやりとりで、神保町周辺の地図をプロジェクタで映し出せる。

Googleマップで神保町界隈を映すロボホン
Googleマップで神保町界隈を映すロボホン

 背面のディスプレイを使って、ピンチイン・ピンチアウトで地図の拡大や縮小も可能だ。なお、プロジェクタの解像度は1280×720ピクセル。壁に映して距離を調整すれば、意外と大画面で見られる印象だ。

マップはピンチイン・ピンチアウトで拡大できる
マップはピンチイン・ピンチアウトで拡大できる

 このほか、聞きたい音楽や見たい動画を、ロボホンがYouTubeから探して再生する機能もある。「音楽検索して」と言うと「おっけー、検索したい言葉を言ってね」「宇多田ヒカル」「宇多田ヒカルだね!」と、音楽を再生してくれる。「次に進めて」というと、次の曲を再生し、「前に戻って」といえば前の曲を再生する。

 「動画探して」というと、「おっけー、検索したい言葉を言ってね」「CNET」「CNETだね!映していい?」「おっけー」という流れで米CNETの動画がプロジェクタで再生された。いずれの場合もランダムに動画を探してくるようだ。

「動画検索して」でCNETを検索したところ、米CNETのビデオが再生された
「動画検索して」でCNETを検索したところ、米CNETのビデオが再生された
プロジェクタを起動中。凛々しい背中に見えるのは親バカか
プロジェクタを起動中。凛々しい背中に見えるのは親バカか
プロジェクタを再生中のいつになく真剣なロボホン
プロジェクタを再生中のいつになく真剣なロボホン

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