Facebookが、プロフィール写真の取り扱いについてアップデートを実施している。対象となる同サービスのモバイルアプリユーザーは、自分のプロフィール画像として一時的に別の写真や動画を指定できるようになる。米国時間9月30日、同社はこのプロジェクトの目的について、より手軽にユーザーに自らを表現してもらうことだと説明し、試験的に英国とカリフォルニア州のユーザーから適用を開始すると述べた。
たとえば、New England Patriotsが好きなアメリカンフットボールのファンであれば、チームの勝利を祝して、その週は自分のプロフィール写真をチームのロゴに変更することもできる。また、休暇中の人は、1週間のオフ期間中、ハンモックで寝ている自分の写真を掲示してもいいだろう。
Facebookは、この変更がより広い範囲で利用可能になる時期については言及していないが、当面はこのプロジェクトの対象になるのはAppleの「iPhone」ユーザーに限定されるとしている。
Facebookによると、こうした表示方法の変更は、米最高裁が同性婚を事実上合法化する判断を示したことに応えて、多くのユーザーが自分のプロフィール写真を変更した出来事に触発されたものだという。その際、Facebookは「Celebrate Pride」と呼ばれる特別プログラムを立ち上げ、簡単にプロフィール画像が変更できるようにしたが、さらに多くの施策が必要だと気づいたとのことだ。
また、Facebookはプロフィールで情報が表示される順序も変更する予定で、たとえば、ユーザーは訪問者が最初に目にする写真を選べるようになるという。このほか、ユーザーは1行の自己紹介文も追加可能になる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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