サムスンがひそかに新しいスマートウォッチを用意している。
サムスンは現地時間4月23日、自社ウェブサイトに画像とプレスリリースを掲載し、その中で開発者はソフトウェア開発キット(SDK)にアクセスして未発表の次期ウェアラブルデバイス「Gear」向けにアプリを開発できると述べた。サムスンはこのデバイス(過去2年で7代目になる)について、今回も「リストウォッチタイプ」になるとだけ述べている。Gearはサムスンのウェアラブル製品ラインの名称で、曲面ディスプレイのスマートウォッチ「Gear S」、ワイヤレスヘッドホン「Gear Circle」、仮想現実ヘッドセット「Gear VR」が含まれる。
ウェブサイトに掲載された画像は円形のスマートウォッチ画面のように見えるが、これはサムスンにとって初めてとなる。同社の既存のスマートウォッチは四角い画面で、曲面になっているものもあるが、Motorolaの「Android Wear」搭載スマートウォッチ「Moto 360」のような円形はない。Moto 360はリリース前に多くの注目や称賛を浴びたが、このデバイスにはいくつか問題があった。その1つは、ソフトウェアが四角い画面を想定して設計されているため、画面の端に黒い部分が残って「パンクしたタイヤ」のように見えることだ。なお、LGやHuawei Technologies(ファーウェイ)など他の企業も、ここ1年の間に円形のスマートウォッチをリリースしている。
米CNETはサムスンに詳細な情報を求めたが、原稿執筆時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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