- 北朝鮮で没収されると注意されていたので、電話やノートPCは中国に置いて行った。おそらく、神のみぞ知るマルウェアとやらを仕込まれるらしい。
- 周到に用意された出会い、厳しく管理された観光、そして真に人間らしいと思しき瞬間が入り混じった旅だった。国が承認したもの以外は、北朝鮮の国民とは接触できず、常に監視役2人が近くにいた(互いに注意を喚起できるように2人いた)。
- 北朝鮮の一般市民は、ほぼ完全な情報のバブルの中で生きている。真の情報の枠組みは与えられていない。
- 事前に、何もかも盗聴されているつもりでいるように言われた。電話、車、部屋、打ち合わせ、レストランなど何でも。
- 北朝鮮は常に革命下にあり、目に映るもののすべてに、頑なまでに断固とした独自のカラーが現れている。
- 携帯電話ネットワーク「Koryolink」には100万~200万人が加入している。データサービスは提供されてないが、レンタルした電話で国際電話をかけることはできた。現実問題として、(燃料、自動車などの)他の消費材と同じように、基本的なサービスさえ法外に高い。
- 北朝鮮には、壁に囲まれた庭とも言うべき国家のイントラネットがあり、本物のインターネットから情報を削ぎとったようなコンテンツが掲載されている。一部の大学生はこれにアクセスできるのだろうとわれわれは理解した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。