iPadの同梱物は、以前からずっと最小限のものだ。iPad miniにはLightningケーブルとACアダプタが同梱されており、これはiPhone 5に付属しているものの小型版になっている。iPad miniとiPhone 5のACアダプタには互換性がある。もう、大きなACアダプタは必要ない。
Appleの新デザインのヘッドホンである「EarPods」は同梱されていない。これまでも、iPadにはヘッドホンは同梱されていなかった。
iPhone 5から導入された、新しいLightningコネクタは、挿しやすく必要なスペースも小さくて済むが、この手の他のデバイスでは、Micro-USBが使われている。追加のLightningケーブルがあれば、HDMI出力やカメラ用のSDカードスロットをつなぐこともできる。古い30ピンコネクタを持っている人は、別に用意されているアダプタを使用すれば使用できるが、従来の周辺機器やデバイスが使えるかどうかは保証されていない。
AppleはiPad miniのバッテリ持続時間は10時間だと主張している(LTEを使用する場合は9時間)。これは、通常の第4世代iPadや、2010年以来の歴代のiPadの公式バッテリ持続時間と同等だ。
1週間以上使ってみたところ、バッテリは軽く1日以上持つようだ。ゲームをし、動画をストリーミングし、大きなファイルをダウンロードするなど、思いつくあらゆる方法でiPad miniを使ったが、私は1日でiPad miniの電源を完全に消費することはできなかった。
iPad miniは、実は単にiPad 2を信じられないほど縮めて再デザインしたものにすぎないが、Appleが今年発表した数少ない新しい製品ラインの1つだ。iPad miniの大きさと重さは完璧であり、宣伝通りの働きをする。これは、最先端のRetinaディスプレイと最速のプロセッサが欠けていることを除けば、ほとんど欠点のない、本当に持ち運びできるiPadだと言える。また、iPad miniには、AmazonやBarnes & Noble、Googleがすでに提供しているデバイスの価格帯よりも、ずっと高い値段が付いている。
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