これらのサービスを抑え見事グランプリに輝いたのが、ライブ情報をシェアするソーシャル音楽サービス「gigle(ギグる)」。サービスを提供するのは音声合成ソフト「初音ミク」を開発したクリプトン・フューチャー・メディアだ。
gigleは、気になるアーティストやよく行くライブ会場を「フォロー」するだけで、自分専用のライブ情報一覧を作れるサービス。TwitterやFacebook、mixiのアカウントと連携することで、友達同士でライブ情報をシェアしたり、同じライブ会場にいた人達と感想を共有できる。
グランプリを受賞したクリプトン・フューチャー・メディアには賞金として100万円が贈呈された。同社CGMチームの村木香苗氏は、「音楽が好きというのは皆の共通事項だと思うが、音楽産業はいま本当にお金がない。これまでのやり方がうまくいかないなら新しいやり方を作ればいいと思う。gigleがその第一歩になればいい」とグランプリ受賞の喜びを語った。
コンテストへの応募条件は、Twitter、mixi、Facebookのいずれかを絡めたサービスで、かつ各サービスのAPIまたはプラグインを最低1つ以上使用すること。5月20日~7月22日のエントリー期間中に、法人・個人から計55作品の応募があったという。
最終審査会の審査員を務めたのは、ジンガジャパン ジェネラル・マネージャーの山田進太郎氏、Exys代表取締役の稲冨正博氏、インディソフトウェア代表取締役社長の野津幸治氏、paperboy&co.代表取締役社長の佐藤健太郎氏、GMOアドパートナーズ代表取締役の高橋信太郎氏。
また最終審査会特別審査員を、日本アンドロイドの会の会長を務める丸山不二夫氏、ベネッセコーポレーションW&F事業本部 たまひよ・サンキュ!事業責任者の安田啓司氏、ディーツー コミュニケーションズ事業開発本部本部長の山口哲也氏が務めた。
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