実際に撮影をしてみた。まずは水中でなく風景を撮影。防水性能、フルハイビジョン画質と同様の注目ポイントであるダブルレンジズームを試す。
ダブルレンジズームは、すでに「Xacti DMX-CG110」などに採用されているズーム方式で、イメージセンサ上の映像取り込み領域を2種類設けることで、画質の劣化を伴わずに最大12倍ズームを実現するというものだ。トリミングズームの一種で、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X4」の動画クロップ機能に近い。
デジタルズームは静止画において、画質が劣化する要因の1つとして挙げられている存在であるが、ハイビジョン動画に関しては“あり”。CA100の有効画素数はフルハイビジョンで約1190万画素なので、多少トリミングしたところで、影響は少ない。
実際の数値はワイドモードでは40mm×6倍の240mmで、テレモードが80mm×6倍の480mmとなる。つまり最大で12倍ズームになるわけだ。ただ通常のズームとは違い、連続的なズームではなく切り替えるごとに2倍や2分の1倍になるので、等倍〜12倍までスムーズな寄りや引きができるわけではない。
前置きが長くなってしまったが、結果としてはかなり使える。基本6倍ズーム内を行ったり来たりするのだが、場面によって使い分ければ連続的なズーム動作がなくても問題なし。やはりムービー撮影において10倍以上のズームは必須と言える。
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