アイドックは9月1日、FLASHコンテンツビューアーにデジタル著作権保護(DRM)機能を追加できる開発キット「KeyringFLASH/SDKシリーズ」を提供開始した。
KeyringFLASH/SDKシリーズは、FLASH形式の動画や電子ブックなどの二次利用や再配布を防止するSaaS型DRMソリューション「KeyringFLASH」を、Flashビューアに組み込むためのソフトウェア開発キット(SDK)製品群。
Flashビューアベンダー、FLASH動画サイトを運用するソリューションベンダーなどを対象に「キャプチャブロックSDK」と「プログラムレスSDK」の2つのソフトウェア開発キットを提供する。
キャプチャブロックSDKは、Flash形式のブックビューアーや動画ビューアーに組み込むことで、OS標準機能であるプリントスクリーンやサードパーティ製のキャプチャソフトからコンテンツを保護することができる製品。
ストリーミングによる動画配信でビデオキャプチャを防止したり、Flashブックビューアに強力なキャプチャブロック機能を追加することができるという。エンドユーザーは、PCに専用プラグインをインストールすることにより、同SDKでDRMを適用されたコンテンツを視聴することができる。
一方、プログラムレスSDKは、OS標準のプリントスクリーンを防止する機能とコンテンツの暗号化機能を提供する製品。同SDKでDRMを適用されたコンテンツは、専用プラグインのインストールなしに視聴できるため、エンドユーザーの利便性を損なわずにDRMを適用できるという。現在は静止画コンテンツのみの対応となるが、今後は動画コンテンツにも対応する予定だ。
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