スーパースイーツが復活

鳴海淳義(編集部)2008年10月14日 17時42分

 スーパースイーツという会社を覚えているだろうか。サイバーエージェント子会社で、菓子類(スイーツ)のECサイトを展開していたが、収益の伸びが難しいとの判断により、7月末に清算、および解散した。3月12日をスイーツの日に制定したことでも知られている。

 そのスーパースイーツが、スイーツに特化したウェブマガジン「SUPER SWEETS」として10月1日によみがえった。運営会社の株式会社スーパースイーツは、サイバーエージェントから社名とドメインを引き継いだ。

 ウェブマガジンのテーマは、「スイーツを取り巻くライフスタイルの提案」。パティシエの辻口博啓氏を発起人とし、スイーツ関連情報を発信するだけでなく、食全般、ライフスタイル、クリエイティブスタイルを取り扱っていくという。

 また、スイーツ関連イベントやスイーツスクールを開催するなど、フード関連ビジネスも企画、開発していく計画だ。

 辻口氏は旧スーパースイーツにも目玉シェフとして携わっていたことから、同氏関連会社であるエコールアッシュを通じてサイバーエージェントに譲渡を申し出、社名、ブランド名、ドメイン、サーバを継承した。顧客資産は譲渡対象外。譲渡価格は非公開となっている。

 新会社の代表には、過去にUSENグループなどで音楽、エンタテインメント事業の立ち上げに参画した経験を持つ村角忠之氏が就任。またプロデューサーを、ウェブマガジン「ハニカム」ほか、メディア関連事業プロデュースに実績があるCROSS BORDERSの代表であり、デジタルハリウッドのeラーニング事業を立ち上げた青木秀氏が務める。

 なお、旧スーパースイーツが制定した「スイーツの日」は存続するという。日本記念日協会への具体手続きは進行中とのこと。

スーパースイーツ「SUPER SWEETS」トップページ

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