そしてZuneはワイヤレス機器であることから、Zuneのゲームは複数のプレーヤーでプレイすることが可能になるとSatchell氏は言い添えた。さらに誰かが保有しているZuneライブラリの音楽をゲームのサウンドトラックとして使用することもできる。
総合するとXNA Studio構想は成功であることが判明したとSatchell氏は述べていることになる。また同氏はツールが2006年に最初に導入されてから、すでに80万セット以上がダウンロードされているとも述べている。
一方、Schappert氏は基調講演を始めるに当たってビデオゲーム業界に関するいくつかの印象的な統計数字を引用した。
Schappert氏は、ビデオゲーム業界は2007年に米国で180億ドルの売上高を計上したと述べた。これはハリウッドのチケット売り上げをしのぐだけでなく、全世界の音楽の売上高をも上回る数字である。
Microsoftにとっては、「Xbox 360」(最近では入手が難しいゲーム機になった)は勝者であり、2007年のホリデーシーズンには7本のタイトルが100万本以上売れた。3つの次世代ゲーム機の中ではXboxが総合売り上げでトップである。
Schappert氏はまた、Xbox Liveの成功についても大いに言いはやし、Xbox Liveはダウンロード可能なゲームに使われた金額のうち、2億5000万ドル以上を獲得したと述べた。
さらに、Schappert氏はMicrosoftの人気ゲーム「Halo 3」に組み込まれたある機能(プレーヤーが自分のプレイからのビデオクリップをXbox Liveにアップロードできるツール)が過去に例を見ないほどの人気を博したと述べた。
毎日、10万クリップ以上がアップロードされており、この数字は毎日YouTubeにアップロードされるクリップ数よりも30%多いとSshappert氏は述べている。
これ以外のニュースとしては、「Grand Theft Auto IV」が4月29日にXbox向けに発売されるという事実や、「Gears of War 2」が11月にリリースされるといったニュースもあった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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