[レビュー]オーディオとPCの間に位置する絶妙なポジション--ヤマハのiPodオーディオ「TSX-100」 - (page 2)

ヤマハ
内容:iPodを始めとするデジタルミュージックプレーヤーやケータイによって、外で音楽を聴く環境は整っているが、それとは逆に家で音楽を聴く機会が少なくなっている。コンポを導入するほど大掛かりなものを考えておらず、PCで聴くには少し寂しいという人にぴったりなのが、ヤマハ「TSX-100」だ。

iPodをメインオーディオとして使えるマシン

 「TSX-100」の音楽ソースとなるのが、iPodとCDだ。iPodドックのほか、ステレオミニジャックも搭載しているので、CDは通常の音楽CDとMP3・WMAの再生もできる。基本操作は付属のリモコンを使うのだが、iPodのクイックホイールに切り替えることも可能。遠くからの操作はできなくなるが、慣れ親しんだ操作の方が使いやすいという人にはクイックホイールがオススメだ。

  • 薄型のカードリモコン。iPodとは操作方法が違うので、多少慣れが必要だが、使い勝手は悪くない

 本体前面の大型ディスプレイには、クロック表示などがされるほか、iPodの情報も表示される。ただし、英数字のみの対応となるので、日本語の曲名や歌手名はすべて文字化けしてしまう。

 コントロールをiPod側に切り替えれば、iPodのディスプレイにより、それらの情報は確認できるが、さすがに文字が小さく、少し離れただけで読めなくなる。曲名を一曲一曲確認しながら聴くのではなく、BGMとして使う分には、表示がなくてもまったく困らない。

 iPodドックにiPodを差し込んでおくと、もちろん充電も行われる。しかも、「TSX-100」の電源が入っていなくてもOK。ケータイのクレードルのように、家に帰ってきたら、とりあえず差し込んでおくだけで、いつでもフル充電で持ち運べるのだ。

 iPod以外のデジタルミュージックプレーヤーを使っているひとは、背面にあるステレオミニジャックに接続する。とりあえず音楽は再生されるが、楽曲情報や充電などは行われないので、USB端子は搭載して、さまざまなデジタルミュージックプレーヤーに対応して欲しいところだ。

  • 背面上部には、iPod以外のデジタルミュージックプレーヤーを接続するためのステレオミニジャックを設置

  • 本体の電源を切っていても、ちゃんと充電される

  • ディスプレイに「Playlist」の表示。下段は日本語で書かれた文字のため、文字化けして表示されない

  • 操作をリモコンからiPodに切り替えると表示もClickwheelに

  • リモコン操作ができるときは、iPodの表示は「YAMAHA」に

  • iPodで操作するときは、通常のiPodの画面になる

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