[レビュー]大容量データも高速で送受信!FOMA HIGH-SPEED対応ノートPC--ソニーVAIO「type T」 - (page 2)

ソニー
VGN-TZ71B
内容:ソニーのモバイルノートPC VAIO「type T」にNTTドコモのデータ通信機能を内蔵した仕様の「ワイヤレスWAN」機能内蔵モデルの選択が可能となった。このオプションを選択することにより、別途データ通信カードやアダプターなどを使用することなく、パソコン本体のみで定額で高速な通信が可能となる。しかも、対応エリアはNTTドコモのFOMAと同じ、通信速度は下り最大3.6Mbpsだ。

type Tの魅力はそのまま

 FOMAの通信モジュールを搭載したところで、特にtype Tの見た目は変わらない。外見からも見分けはできず、アンテナも本体に内蔵しているため、不恰好な出っ張りや突起物もない。通信中もアンテナを伸ばすということもないため、外からはまったく悟られずに通信ができるのである。

 実際に持ち歩くと、出っ張りがないという点は非常に便利。数年前、ノートパソコンに無線LANの内蔵が開始され無線LANカードの出っ張りから解放されたときと同じ感動を覚える。カバンへの出し入れ時にも余計な引っかかりがなく、快適そのものだ。

 さらに、使用できるインターフェースもそのままだ。従来であれば、データ通信カードを装着すればその分だけスロットを消費したり、USBポートをふさぐなどのデメリットがあった。type TのUSBポートは仕様によって2〜3ポートだが、USBメモリや、ビジネス用途では暗号キーなどを装着することもあり、あけておくに越したことはない。

 また、type TのカードスロットはExpressCard/34。現在FOMAのデータ通信アダプターはPCカードとUSBの2タイプのみなので、type TにはUSBタイプしか選択の余地がないことになる。type Tでスマートに通信するなら、もはや内蔵のワイヤレスWANモデルを選ぶしかない。

  • メモリカードはSDとメモリースティックに対応。メモリーティックはサイズの小さいDUOもそのまま挿入できる

  • ExpressCard/34スロットもある。通信カードを使わない分、他のカードの利用が可能

  • 光学ドライブなしモデルなら、USBポートがさらに1つ追加される

  • IEEE 1394(i.LINK)ポート、有線LAN、モデムはカバー内となる

  • FeliCaリーダー/ライターも装備。認証などにも利用できる

  • VAIO「type T」の詳細情報・購入情報はこちら icon

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]