今まで飛行機の中などで映画を見ようとするときは、飛行機で再生されている映画をおとなしく楽しむか、ノートパソコンや画面付きのポータブルDVDプレーヤーで楽しむくらいしか手段がなかった。となると、何本も観たい場合は持ち運ぶDVDの本数がかさばるわけだ。ところがこのiPod nanoは、音楽を持ち運ぶ感覚で、そのままミュージックビデオや映画をかさばらずに持ち歩くことができる。
今回の旅行の往復の飛行機の中で、テレビで放送されていた5本のアニメと全編・後編計2本のライブビデオ、そして映画を1本を見た。いっぱいに充電して、音楽なら24時間、ビデオは5時間の再生に対応する。
ニューヨークとの往復なら、約1/3の時間、好きな映像を見続けることができるのだ。もしビデオ再生の電池の残りがなくなってきたら、音楽再生に切り替えれば、電池のゲージは復活して、寝ている以外の飛行機の時間はiPod nanoを存分に楽しむことができた。
今までのiPodと違う点は、ビデオ再生をするときだけでなく、音楽再生をするときにも、iPod nanoの画面を眺めながら楽しんでいた点だ。
小さな画面で再生される高精細なビデオ映像だけでなく、ジャケットをぱらぱらめくるCover Flowは音楽との出会いを想いそこさせてくれたり、ビジュアルとサウンドと記憶の連携を作り出したり。日々の違った音楽体験をもたらしてくれる。
新しいiPod nanoに視線は釘付け。そんな日々がまだまだ続きそうだ。
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