ソニーは8月30日、動画共有サービス「eyeVio(アイビオ)」のサービスを企業向けに拡張し、「eyeVio TV(アイビオティービー)」として、9月1日よりサービスを開始すると発表した。
アイビオティービーは、スポンサー企業のメッセージや商品情報を織り交ぜた、独自のエンタテインメント・コンテンツを制作し、テレビからインターネット、携帯電話、街頭ビジョンまで、複数のメディアへ連携して放送・配信する、クロスメディア型の媒体を目指す。
アイビオサイトを主軸に、ケーブルテレビ局ジュピターテレコムの「J:COMチャンネル」において、毎週火曜日と土曜日、それぞれ6分間の番組を放送。番組は、アイビオに投稿されたユーザーからの動画を中心に、スポンサー企業からのメッセージや商品情報をナビゲーターがガイドし、1コーナーあたり約2分間、3コーナー紹介する内容となっている。
同時に番組は街頭ビジョンや携帯、ブログなどへも配信。さらに、これらのコンテンツを、ビデオ再生対応のウォークマンなど、モバイル機器にダウンロードして視聴することもできる。
ソニーでは、コンテンツとメディアを連携させることで、「マスメディア」と「ヴァイラル(口コミ)」双方への、有機的なアプローチが可能になるとしている。
企業がアイビオ ティービーにて番組を放送するには、番組制作費および媒体費として、1ヶ月400万円からの基本料金が必要。なお2007年内は、基本料金が1ヶ月250万からとなる、サービス期間を設けている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手