電話を着こなす、最良の方法--Bang & Olufsen EarSet 2 (Bluetoothヘッドセット) - (page 2)

Bang&Olufsen
内容:ケータイのイヤホンマイクは、いくら探しても気に入るモノがない。SO902iを使っていた頃は、光沢のある白い質感と同じイヤホンマイクを見つけてちょっと重宝していたけれど、そもそもコード付きと言うところが気にくわなかった。Bluetoothユニットを外付けして使うイヤホンマイクも試したけれど、それぞれ充電しないとならいのでこれもダメ。格好良くてスマートでシンプルなヘッドセットとして、現状で最高のチョイスかもしれない、それがBang & OlufsenのBluetoothイヤホンマイク、EarSet 2である。

シンプルなブラック&シルバー

  • ケータイのBluetooth機能をONにする。アームが閉じている状態はEarSet 2はOFF

 サイズは50mm×56mm、厚みは23mm、バッテリが内蔵されており、重さは22g。形状は円形を基本としたシンプルなデザイン。割と自在に動くイヤーホルダーと35mmのマイクアームが、黒くて丸い中央の部品から延びており、丸い部品の内側には、イヤホンが生えている。この丸い部分には後頭部方向にスイッチが搭載されており、上下のスライドと押し込みで、ボリューム調整や受話・終話のスイッチとして機能する。

  • イヤーホルダーは形は変わらないが、自在に動いて耳に固定できる

 本体には電源ボタンはない。マイクアームを開けば電源ON、折りたためば電源OFFのスイッチになっている。電源のON/OFFの確認は、円形部分に付けられているインディケータで確認できる。これが緑に光れば電源ON。ちなみにマイクアームを折りたたんだ状態では耳に装着することができない。つまり耳に付けている間は勝手に電源ONになっているし、取り外してコンパクトな状態にたためば勝手に電源OFFになるという仕組み。動作に意味を持たせるインターフェースとして心地よい使い勝手を実現している。

  • EarSet 2をONにすると、簡単な操作でケータイに登録できる

 初めて電源ONにすると、自動的にBluetoothの機器を検索するモードに入る。SoftBank 911TのBluetoothをONにすると、「EarSet2」という名称でデバイスを認識してくれて「0000」の認証コードを入力、信頼設定をすればセットアップは修了。とてもシンプルである。あまりにもあっけない設定完了にも見えるけれど、本体にボタンなどもないので、これ以上やりようがないというところだ。かけ心地はとてもよい。

 22gという重さは、耳にかける前に手で持ったときは少し重たいんじゃないかな、と思った。しかし耳にかけてみるとその重さを感じさせない上、浮遊感すらある。耳に入るイヤホン部分だけでEarSet 2を支えるわけではなく、自在に動くイヤーホルダーで支えることになるので、耳の穴に重さの負担がかかることなく痛くなる気配もない。耳にかけているイヤーフックの部分もやんわり固定されているだけだ。とても良くできていると思う。

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