サイズは50mm×56mm、厚みは23mm、バッテリが内蔵されており、重さは22g。形状は円形を基本としたシンプルなデザイン。割と自在に動くイヤーホルダーと35mmのマイクアームが、黒くて丸い中央の部品から延びており、丸い部品の内側には、イヤホンが生えている。この丸い部分には後頭部方向にスイッチが搭載されており、上下のスライドと押し込みで、ボリューム調整や受話・終話のスイッチとして機能する。
本体には電源ボタンはない。マイクアームを開けば電源ON、折りたためば電源OFFのスイッチになっている。電源のON/OFFの確認は、円形部分に付けられているインディケータで確認できる。これが緑に光れば電源ON。ちなみにマイクアームを折りたたんだ状態では耳に装着することができない。つまり耳に付けている間は勝手に電源ONになっているし、取り外してコンパクトな状態にたためば勝手に電源OFFになるという仕組み。動作に意味を持たせるインターフェースとして心地よい使い勝手を実現している。
初めて電源ONにすると、自動的にBluetoothの機器を検索するモードに入る。SoftBank 911TのBluetoothをONにすると、「EarSet2」という名称でデバイスを認識してくれて「0000」の認証コードを入力、信頼設定をすればセットアップは修了。とてもシンプルである。あまりにもあっけない設定完了にも見えるけれど、本体にボタンなどもないので、これ以上やりようがないというところだ。かけ心地はとてもよい。
22gという重さは、耳にかける前に手で持ったときは少し重たいんじゃないかな、と思った。しかし耳にかけてみるとその重さを感じさせない上、浮遊感すらある。耳に入るイヤホン部分だけでEarSet 2を支えるわけではなく、自在に動くイヤーホルダーで支えることになるので、耳の穴に重さの負担がかかることなく痛くなる気配もない。耳にかけているイヤーフックの部分もやんわり固定されているだけだ。とても良くできていると思う。
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