MP3なのにSACDに迫る高音質! マクセルの「Vraison」がPC音楽ライフを変える - (page 2)

マクセル
VH-OH48
内容:MP3をはじめとする圧縮音源の登場によって、音楽の視聴スタイルは大きく変化した。CDライブラリのすべてをPCに取り込み、いつでもどこでも聞きたい曲が聴ける。音楽データの圧縮はそんな豊かな現実をもたらした。しかし、大量の音楽が持ち運べる一方で、1曲1曲の音質クオリティには満足できているのだろうか? そんな疑問に真っ向から回答を出した製品がマクセルの「Vraison」だ。

全4タイプから好みのシステムを選べる

 まず、面白いのが商品構成。イヤフォンまたはヘッドフォンと、USB接続のコントローラ、そしてPCへインストールするソフトウェアの3つから構成される。PCにソフトウェアをインストールしてから、PCとコントローラーをUSBで接続し、コントローラーとヘッドフォンをつないで使用する。PCでは、高域補間のほか、微少音など圧縮する際に失われた音情報を再構築し高音質化を図る。コントローラーでは、D/A変換を行うほか、ボリューム調整、音質選択なども可能だ。

型番 ヘッドフォン コントローラー
HP-U48.OH-BK
HP-U48.IE-SL
HP-U24.OH-WH/BK/SL
HP-U24.ON-BK

 ラインアップは全4機種。コントローラー部は、量子化ビット数とサンプリング周波数が24bit/96kHz対応のハイエンドタイプ「VC-48」と、16bit/48kHz対応のスタンダードタイプ「VC-24」の2つを用意。ハイエンドタイプでは、ヘッドフォン出力以外に外部のアンプに接続できるライン出力も備える。

 さらにヘッドフォンが4種類用意されており、ハイエンドタイプにはオーバーヘッドとインサイドイヤー、スタンダードにはオーバーヘッドとカナル型の2つから選ぶことができる。

そのほか、PCの画面で音質を細かく調整できるようになっており、「iTunes」や「Windows Media Player」など、普段PCで音楽を聴く時のソフトで再生しながら、高音質化できる。

  • 専用ソフトをインストールしたPC、コントローラー、ヘッドフォンを接続することで、Vraisonの高音質効果が得られる

  • ハイエンドタイプのコントローラーは、ヘッドフォンとライン出力の両方を装備。イコライザーなどの操作も行える

  • 視聴にはハイエンドタイプのオーバーヘッドフォンを使用した。厚めのイヤーパッドは長時間装着も快適

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