NECは10月16日、欧州、中東、アフリカ、中南米地域向けに個人用PCやデジタル機器の製造・販売を行うオランダの100%子会社パッカードベル B.V.(PB、オランダ、ウィッヘン)を旧イー・マシーンズ(現ゲートウェイ)の創業者で実業家のジョン・ヒュイ氏が所有する会社に売却したと発表した。売却金額や買収会社名は「非公開」(NEC広報)。
NEC は企業向けソリューションや製品の事業を拡大する方針を打ち出しており、昨年にはNEC Computers SAS社(フランス、プトウ)をPB社から分離独立。NECブランドで企業向けPC・サーバー事業を欧州で展開している。今回、コンシューマー部門を売却することで、法人向けに経営資源を集中させる。
PB社はアフリカと南米で「Packard Bell」のブランド名で個人向けPCなどの製造・販売を中心に事業を展開。携帯オーディオやDVDプレーヤー、GPS(全地球測位システム)などのデジタル機器も手がけている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手