Microsoft Wireless Laser Mouse Desktop 6000のマウスは、販売中の「Microsoft Wireless Optical Mouse 5000」を踏襲したエルゴノミクスデザインを採用している。デザインから解る通り右手専用モデルで、マウスを包むように手のひらを置くと、それぞれの指の位置にフィットするようにくぼみがあり、非常に握りやすい。
ただし、サイズはやや大きめに作られているので、女性や子供には多少扱いづらいかもしれない。ボタンは左右のほかに、親指の位置に2つ付いており、チルトホイールもクリックできるので合計5ボタンとなる。電源はマウスの動作用に単3形乾電池が2本必要で、アルカリ電池を使用した場合、電池寿命は約6カ月間だ。マウスの重量は電池を入れた状態で約154グラムのため、コード付きのマウスを使っていた人にはやや重いと感じるかもしれない。
受信機はマウスとキーボードで共用となっており、マウスはUSBポートに、キーボードははPS/2ポートに接続する。なお、PS/2ポート変換コネクタも付属しているのでマウスをPS/2ポートに接続することも可能だ。
マウスの付属ドライバは、「スマートレシーバー」と呼ばれ、電波の状態や電池残量をパソコンの画面上で確認できるようになっている。
実際にマウスを使ってみると、今までのワイヤレスマウスよりも格段に使い勝手が良くなっていることに気づいた。初期のワイヤレスマウスは移動させてからポインタが動くまで若干のタイムラグがあり、違和感を感じることもあったが、今回のモデルはさすがにフラグシップモデルだけのこともあり、動作はスムーズで小刻みに左右に動かしても正確に反応する。
また、従来の光学マウスが苦手としていた、平坦な机の上や真っ白な紙の上でマウスを操作しても動作に合わせて正しく追従する。これは、光源がレーザーとなったため、反射光をより正確に読み取ることができるようになった為だろう。これなら、わざわざ光学マウス用のマウスパッドを購入するといった必要はなくなりそうだ。
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