日本ピープルソフトがCRM 8.9を発表、ポイントは操作性向上と金融業向け新機能

ニューズフロント2004年09月30日 15時27分

 日本ピープルソフトは9月30日、CRMソフトウェアの新版PeopleSoft Enterprise カスタマ リレーションシップ マネジメント(CRM)8.9(PeopleSoft CRM 8.9)日本語版の出荷を11月2日に開始すると発表した。操作性向上のため全面的に従来製品の機能を刷新したほか、新たに金融業向け各種機能を追加した。

 同社は、既存製品に対し数百種類の改良を施し、151種の主要タスクを完了するまでの平均時間を38%短縮、ビジネスタスクの実行に必要なクリック数を46%削減、処理性能を30%高速化するなど、「PeopleSoft CRM 8.9の操作性を大幅に向上させた」(同社)としている。

 そのほかの主な特徴は以下の通り。

  • PeopleSoft Enterpriseウェルス マネジメント(PeopleSoftウェルス マネジメント):
 金融業界向け新機能。各種情報を集約して顧客の総合的な価値を示すとともに、顧客情報に対する各種ツールによる分析も行える。金融サービス機関での顧客担当者やフィナンシャルアドバイザーの業務を自動化し、包括的な顧客情報にもとづく業務判断や、顧客対応を可能とする
  • PeopleSoft Enterpriseパートナ リレーションシップ マネジメント(PeopleSoft PRM):
 パートナーとの関係を効率的に管理するための新製品。パートナー管理機能や業務取り引きアプリケーションなどにより、取り引きのライフサイクルをカバーする。投資先やパートナー契約の打ち切りなどの判断にも役立つという
  • PeopleSoftカスタマ ポートフォリオ マネジメント(PeopleSoft CPM):
 顧客ごとの価値評価にもとづくセグメントの作成、各セグメント向けのプランの作成と実施を支援する機能。マーケティングやセールス、サービスなどさまざまな部門間で顧客セグメントを共有できる
  • PeopleSoftプリスクリプティブ アナリティクス:
 PeopleSoft CRM 8.9の中核となる意思決定エンジン。顧客応対ごとの注意事項や推奨行動を提示する

日本ピープルソフトのプレスリリース

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