人材派遣/紹介事業のデジタルスケープと、ユーザビリティデザイン受託を行うノーバスは7月8日、GUIデザイナーの育成事業で協業すると発表した。
両社によると、インターネットの発達とコンピュータの性能向上により、ソフトウェアや双方向性コンテンツのインターフェースデザインが複雑化したという。さらに、両社は「今後、高齢者の比率増大に伴い、ユーザビリティーを前提としたデザインの設計や構築に関する需要が拡大する」と指摘している。「その結果、使用/操作性の高い製品や装置のインターフェースデザインの設計/構築を行ううえで、専門知識を持つGUIデザイナーのニーズが高まると予想される」(両社)
そこで、両社は各種機器のインターフェースデザインに対応できるデザイナーを育成していく。具体的には、ノーバスがデジタルスケープ登録スタッフのうちウェブ/CGなどデジタルコンテンツ制作者に対し、制作物のユーザビリティ向上に向けたカリキュラムを提供する。「ノーバスの持つ技術情報の提供や業界トップレベルの動向を共有することで、GUIデザイナーの安定的な輩出が可能となる」(両社)
両社は、初年度に50人のGUIデザイナーを育成する。また、トレーニングプログラムの実証効果を精査し、2004年内中に企業向けGUIトレーニングプログラムの提供も共同で行う計画という。
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