ボーランドは2月20日、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の新版「Borland InterBase 7」日本語版を2003年3月14日より出荷を開始すると発表した。
新版では、SMP(対称型マルチプロセッサ)をサポートしたほか、クライアントの安定性強化および性能改善を実現するスレッドセーフクライアントライブラリ、Javaによるアクセスを容易にするJDBC Type 4ドライバなどを搭載する。
ボーランドは今回新たに、組み込みアプリケーションに利用可能な「Borland InterBase Desktop 7」を製品系列に追加した。
Borland InterBase 7 は、Windows版とLinux版を用意する。Windowsは、Windows 2000(SP2)/ME/98/NT 4.0(SP6a以降)/XPに、Linuxは、Red Hat LinuxとSuSE Linux(カーネルバージョン2.2/2.4)に対応する。
価格は「Server Editionメディアキット」が9000円、同時接続4ユーザーライセンスが含まる「サーバライセンス」は3万円。メディアキットとサーバライセンスを同梱する「サーバパック」は3万9000円。同時接続ユーザーライセンスは2万5000からとなる。同時接続ユーザーライセンスは1ユーザーライセンスに付き4セッションまでの接続が可能。Borland InterBase Desktop 7の価格は15万円から。
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