日本オラクルは2月17日、ビジネスアプリケーションの導入サービス「Oracle Business Flow Accelerators(BFA)」を同日から提供開始すると発表した。
BFAの提供により、これまで主に対象としてきた大企業のほか、低コストによるシステムの構築を目指す中小企業への導入サービスを推進していく。また、導入サービスの効率化により、コンサルティングビジネスでの利益率向上を図る。
BFAは、事前定義したビジネスフローを基盤として、ビジネスアプリケーションOracle E-Business Suiteの導入に必要なサービスをパッケージ化して顧客に提供するもの。導入に要する期間を最大で66%、コストを33%削減できるという。また同社が事前定義したビジネスフローを活用するので、「顧客は不要なアプリケーションのカスタマイズを行うことなく、ビジネスプロセスの改善と投資回収の早期化を実現できる」(同社)。
日本オラクルはBFAの第一弾として、17日から調達・購買ソリューション「BFA Procure to Pay」を提供する。同サービスはオラクルが同業務における一連のビジネスプロセスをモデル化し、それに基づいてシステムを導入するもので、従前に比べて約3分の1の期間とコストでシステムを構築・稼動できるという。
BFAはBFA Procure to Payのほか、会計管理業務システムの導入ソリューション「BFA Accounting to Financial Report」や人事業務システムの導入ソリューション「BFA People to Paycheck」など、合計18種を提供する予定。
価格は案件ごとの見積りとなり、3000万円から。アプリケーションのライセンスは別途必要となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手