高容量パワーリレー「G9KA-E」 米雑誌「Electronic Products」の「the 2023 Product of the Year Awards」を受賞

-テクノロジーやアプリケーションの大幅な進歩、設計の革新として高く評価-

オムロン株式会社（本社:　京都市下京区、代表取締役社長 CEO:　辻永順太）の高容量パワーリレー「G9KA-E」が、アメリカの技術系月刊誌「Electronic PRODUCTS*1」が主催する、「the 2023 Product of the Year Awards」の電気機械カテゴリーで受賞しましたので、お知らせいたします。



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「the 2023 Product of the Year Awards」は、数千に及ぶ製品の中から、技術やその応用の著しい進歩、デザインの革新、価格と性能の向上に基づき、「Electronic Products」 の編集者が選定し表彰する制度です。1977年から始まり今回で48回目となる歴史ある賞です。

今回、受賞した「G9KA-E」は、端子形状や底面部分の高さを工夫することで放熱性能を向上させ、プリント基板用リレーにおいて業界初*2となる300A通電と、業界トップクラス*3の0.2mΩ以下の超接触抵抗（低発熱）を実現した製品となります。これにより、リレー自体の発熱による基板の温度上昇を抑制し、高出力化の進む分散型パワーコンディショナーやEV急速充電器や、定置型蓄電システム（ESS）、無停電電源装置（UPS）など、カーボンニュートラル社会の実現に向けた再生可能エネルギー普及加速に貢献するさまざまな機器にて活用頂けます。

本受賞に関して、OMRON Electronic Components LLCのマーケティング担当副社長 Ucchi Uchidaは、次のようにコメントしています。「この製品が高く評価されたことは、イノベーション、品質、卓越性に対するオムロンの揺るぎない取り組みの証です。当社の高容量パワーリレーは、最先端の技術と信頼性の象徴として、業界に新たな基準を打ち立てています。この成果は、オムロン全体の献身的な努力の賜物で、私たちはこの名誉ある賞を受賞できたことを光栄に思います。社会課題を解決するために比類のないソリューションを提供する努力をし、可能性の限界を押し広げ続けるモチベーションになります。」

オムロンは、長年培ってきた技術で、今後も先進的なデバイスならびにモジュールを創出し、グローバルに提供することで、顧客の製品とサービスを通して脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

*1 Electronic Products：アメリカの技術系月刊誌で、電子工学、電子部品、電子機器、電子システムなどに関する最新情報を提供
*2 業界初：2023年2月時点 当社調べ　プリント基板用リレーのカタログ値比較
*3　業界トップクラス：2023年2月時点 当社調べ　最大通電電流200～300Aのリレーのカタログ値比較

＜高容量リレー「G9KA-E」の主な用途＞
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＜オムロンの小型・高容量リレーラインアップ＞
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高容量パワーリレー「G9KA-E」について
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もぎたてONBOARD　2023年3月商品編（高容量パワーリレー 形G9KA）
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高容量パワーリレー 「G9KA」 開発者インタビュー
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高容量パワーリレー 「G9KA」 品質担当インタビュー
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＜電子部品事業について＞
電子部品事業は、「我々のデバイスとモジュールで顧客の価値を創造し、地球上の人と社会に貢献する」ことをミッションとしています。人々の安心・安全で豊かな暮らしを支える家電製品や自動車をはじめとして、幅広い業界の顧客に対して、電気をつなぐ、切るためのコア部品となる、リレー、スイッチ、コネクターや、さまざまな製品の目や耳になるセンサーなどのデバイスを、全世界で提供するオムロンの基盤事業です。

＜オムロン株式会社について＞　
オムロン株式会社は、独自の「センシング＆コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品など多岐にわたる事業を展開しています。
1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約30,000名の社員を擁し、130ヶ国以上で商品・サービスを提供しています。詳細については、リンクをご参照ください。

プレスリリース提供：PR TIMES リンク