独自の「ハーモニアスダイアフラム」により音色を統一。自然な音色と優れた空間表現力を実現した小型ブックシェルフスピーカー2モデルと専用スピーカースタンドを新発売

ヤマハ ブックシェルフスピーカー『NS-800A』『NS-600A』 スピーカースタンド『SPS-800A』

ヤマハ株式会社は、ZYLON(R)(ザイロン(R))やピアノの響板に使用されるスプルースなどを混抄(こんしょう)した独自の「HARMONIOUS DIAPHRAGMTM」(以下、ハーモニアスダイアフラム)を採用し、全帯域にわたる音色の統一を実現した2ウェイブックシェルフスピーカー『NS-800A』『NS-600A』、および専用スピーカースタンド『SPS-800A』を2024年2月中旬より全国で発売します。本モデルは、ブックシェルフタイプのコンパクトなボディに「R.S.チャンバー」や「アコースティックアブソーバー」などフラッグシップモデルでも採用されている数々の技術を継承し、ヤマハ オーディオのサウンドコンセプトであるTRUE SOUNDを核に、自然な音色と優れた空間表現力を追求しました。ピアノフィニッシュの美しい外観と併せ、ヤマハならではの上質な音楽体験や上位モデルの魅力を手軽に心地よく楽しんでいただけます。



[画像1: リンク ]

概要


1. アーティストの想いや表現を余すことなく伝える「TRUE SOUND」
・音色(おんしょく)~すべての音を忠実に再現し、ハーモニーや音楽性を豊かに表現~
- ZYLON(R)を使用した「ハーモニアスダイアフラム」を全ユニットに採用し、音色を統一
(『NS-800A』には16cmウーファー、『NS-600A』には13cmウーファーを搭載)
- 真鍮(しんちゅう)削り出しのスピーカーターミナル&自然な音の繫がりを追求したネットワーク回路
・サウンドイメージ ~アーティストや楽器の位置、ライブ会場の雰囲気までありのままに再現~
- ユニット背面の不要共振を打ち消し、緻密かつ情報量豊かな音を再現する特許技術「R.S.*チャンバー」
- 吸音材を最小限に抑え、臨場感を活き活きと蘇らせる「アコースティックアブソーバー」
・ダイナミクス ~楽曲に込められた感情のたかぶりが感じられる、音楽の“静”と“動”の対比を表現~
- 最新の解析技術、楽器づくりのノウハウを導入した理想的なキャビネット構造
- ハイレスポンスかつダイナミズムあふれる低域表現を叶える「ツイステッドフレアポート」

2.音楽を聴く歓びを高める上質なデザイン
- 黒鏡面ピアノフィニッシュを採用した美しいたたずまい
- 音質性能をさらに引き出す、スピーカースタンド『SPS-800A』を用意
*R.S.はResonance Suppression(レゾナンス・サプレッション)の略。

[表: リンク ]


主な特長


1. アーティストの想いや表現を余すことなく伝える「TRUE SOUND」
アーティストが音楽に込めた想いをありのままに表現し、聴く人の感情を動かす音、それが「TRUE SOUND」の目指す音楽体験です。130年以上に渡る楽器づくりの中で培われたアコースティック技術や豊かな感性を活かし、「TRUE SOUND」の核となる“音色(おんしょく)”や“サウンドイメージ”、“ダイナミクス”の再現を徹底して追求しています。『NS-600A』では音の定位感と正確な音場再現やサイズを超えた低音再生、音のスピード感にこだわり、さらに『NS-800A』ではひとクラスゆとりのあるキャビネットが生み出す豊かな音場で、アーティストが表現する唯一無二の音、演奏を目の前で聴いているような深い音楽体験をお楽しみいただけます。

・音色(おんしょく)~すべての音を忠実に再現し、ハーモニーや音楽性を豊かに表現~
[画像2: リンク ]

- ZYLON(R)(ザイロン(R))を使用した「ハーモニアスダイアフラム」を全ユニットに採用し音色を統一
“全帯域にわたる音色の統一”という設計思想のもと、音速や内部損失に優れフラッグシップモデルの振動板でも使用されているZYLON(R)(ザイロン(R))とヤマハ グランドピアノの響板にも使われている木材スプルース等を混抄して、上位モデル「NS-2000A」用に新開発したのがヤマハ独自の「ハーモニアスダイアフラム」です。本モデルでは、この「ハーモニアスダイアフラム」をウーファー(『NS-800A』は16cm、『NS-600A』は13cm)、ツィーターの全ユニットに採用したうえ、ツイーターは磁性流体を2ウェイ用に最適化、ウーファーでは中低域の歪みを下げるために磁気回路にショートリングを採用し、さらにサラウンドやスパイダーも見直すことでユニットの制動性改善を図っています。これらにより音色の統一がもたらす自然かつ正確な音色表現に加え、優れた音の定位感を実現しました。

[画像3: リンク ]

- 真鍮削り出しのスピーカーターミナル&自然な音の繫がりを追求したネットワーク回路
スピーカーターミナルは、自然な聴き心地にこだわりシングルワイヤリングとし、指でしっかりホールドしやすく質感の高い真鍮削り出しのオリジナルパーツを採用しました。さらに内部のネットワーク回路には、音響用コンデンサーの最高峰として知られるドイツ ムンドルフ社製オーディオコンデンサーMCap(R)SUPREME Classicをはじめ、業務用音響機器でも実績のある専用パーツなどを厳選し、信号伝送のロスを可能な限り排除しました。また内部配線の全てに新世代の銅導体=PC-Triple C(ピーシー トリプルシー)を使用しています。


・サウンドイメージ ~アーティストや楽器の位置、ライブ会場の雰囲気までありのままに表現~
[画像4: リンク ]

- ユニット背面の不要共振を打ち消し、緻密かつ情報量豊かな音を再現する特許技術「R.S.チャンバー」
ツィーターユニットには、振動板の背後で発生する不要な管共鳴を抑制するヤマハの特許技術「R.S.チャンバー」を搭載しました。独自の音響解析に基づいて配置した2本の特殊形状管が吸音材に頼ることなく不要共振を打ち消すことで、ユニット本来の周波数特性を取り戻します。これにより音楽ソースの持つ微小信号を損なうことなく自然な音の響きを蘇らせ、音楽の心地よさを実感できる楽器や声の細やかなニュアンスまで緻密かつ忠実に表現します。

- 吸音材を最小限に抑え、臨場感を活き活きと蘇らせる「アコースティックアブソーバー」
[画像5: リンク ]

通常のスピーカーでは、キャビネット内部の定在波を解消するために大量の吸音材が使用されています。その反面、吸音材によって音楽の生々しさまで失われていました。本モデルではキャビネット構造をラウンド形状にしたうえ、独自の共鳴管「アコースティックアブソーバー」を使って定在波を打ち消すことでユニット振動への影響を排除します。コンパクトなサイズのブックシェルフスピーカーでは影響の大きい吸音材の使用を最小限に抑え、吸音により失われがちだった音楽本来の臨場感を活き活きと再現します。


・ダイナミクス ~楽曲に込められた感情のたかぶりが感じられる、音楽の“静”と“動”の対比を表現~
- 最新の解析技術、楽器づくりのノウハウを導入した理想的なキャビネット構造
[画像6: リンク ]

キャビネット設計には、楽器の研究・開発などに用いられるレーザー振動計と高度なFEM(Finite Element Method)解析を駆使した最先端のスピーカー設計技術を導入しています。長年のスピーカーづくりで培われた知識や経験に加え、楽器メーカーの技術やノウハウを組み合わせることで最適な補強桟、キャビネット構造を実現しました。これによりブックシェルフならではの優れた音場表現に加え、音楽の心地よさを実感できるサイズを超えた中低域再生を実現しています。


- ハイレスポンスかつダイナミズムあふれる低域表現を叶える「ツイステッドフレアポート」
[画像7: リンク ]

ポート端に向かって広がり方を変え、さらにひねりを加えた形状で、バスレフ型の宿命であるポートノイズ(風切り音)を低減するヤマハ独自の「ツイステッドフレアポート」を搭載しました。これにより音楽のエネルギーや空気感を余すことなく伝える俊敏なレスポンスとダイナミズムあふれる低域表現を実現しています。さらに本モデルでは、ポート内側の終端を斜めにカットすることで特定の周波数に集中するピークを抑え、より歯切れのよい低音再生を可能にしました。


2.音楽を聴く歓びを高める上質なデザイン
[画像8: リンク ]

- 黒鏡面ピアノフィニッシュを採用した美しいたたずまい
楽器を感じさせる優美なラウンドフォルムを採用したうえ、正面や側面はもちろん、背面を含む6面全てをヤマハのグランドピアノと同じ専用塗料と下地材、研磨工程による黒鏡面ピアノフィニッシュで仕上げています。リスニング空間を美しく演出するとともに、所有する歓び、音楽を聴く歓びを高めます。


[画像9: リンク ]


- 音質性能をさらに引き出す、スピーカースタンド『SPS-800A』を用意
音質や設置性、そしてデザイン面でも『NS-800A』と『NS-600A』の魅力を引き出すスピーカースタンド『SPS-800A』を用意しました。滑らかな曲線を持つ支柱は、音の反射による影響を最小限に抑えるデザインとし、ベース部分は高密度のMDFを42mmの厚さで張り合わせた3層構造を採用したうえ、スチール製の重りを底面に装着することで低重心化を図りより安定性を高めています。さらに着脱および高さの微調整が可能なスパイクを付属しました。

製品の販売について


『NS-800A』『NS-600A』『SPS-800A』の予約受付は2024年1月11日(木)より開始する予定です。当社では、充実した試聴環境と設置ノウハウを持つ全国の販売店とのパートナーシップのもと、本製品の価値をより良くご理解いただける環境づくりに努力してまいります。

[画像10: リンク ]

ヤマハ スピーカー 『NS-800A』(BP)ピアノブラック
希望小売価格275,000円(税抜 250,000円・1台) 
<製品情報> リンク
[画像11: リンク ]

ヤマハ スピーカー 『NS-600A』(BP)ピアノブラック
希望小売価格198,000円(税抜 180,000円・1台) 
<製品情報> リンク

[画像12: リンク ]

ヤマハ スピーカースタンド 『SPS-800A』(B)ブラック
希望小売価格66,000円(税抜 60,000円・1台) 
<製品情報> リンク



ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
リンク


※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]