OpenText AIが企業のスマート化を実現

「Cloud Editions 23.4」でOpenText Aviator AI機能を発表

※本リリースは、OpenText Corporationが2023年10月11日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
リンク

OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎)は本日、同社のイノベーションロードマップの一環として、OpenText Aviatorの人工知能(AI)機能を搭載した、最新版「Cloud Editions (CE) 23.4」を発表しました。OpenTextは10年以上にわたり、IoT、ロボット工学、自然言語処理、複雑なシステム、生成AIの分野を対象に、大規模かつ複雑なデータセットの管理とセキュリティ保護を支援してきました。今回のOpenText Aviatorにより、顧客企業は自社のデータに基づき迅速に行動し、明確な意思決定を行い、時間の経過とともに学習するインテリジェントなツールを用いて進化することが可能になります。OpenText Aviatorにより、情報の自動化を進化させることで、企業はAIへの転換を容易に実現し、現在および将来のビジネス課題を克服することができるようになるのです。

OpenTextのCEO兼CTOであるMark Barrenecheaは、次のように述べています。「AI革命に起因するプラットフォームのかつてない変化は、幅広い産業、部門、役職に変革をもたらします。OpenTextは10年以上にわたりAI機能を開発しており、OpenText Aviatorsは、お客様に飛躍的なAIの進化をもたらします。OpenText Aviatorには、情報管理のデータセットと言語モデルを活用した最新の会話インターフェイスが用意されており、お客様の生産性を大幅に改善することができます。」

AIテクノロジーの需要と導入は、記録的なスピードで拡大しています。IDCによると、AI分野における全世界のIT支出は、2026年には3,080億ドルを超えると予想されています。こうした急速に拡大する需要と市場の可能性に対応するため、OpenTextは、AI分野における同社のビジョンと戦略である「opentext.ai」を発表しました。これは、従来の業務・経験データの強化・保護で顧客企業を支援し、生成AIと大規模言語モデル(LLM)による学習データの新たな層を予測するものです。opentext.aiは、プライベートで保護されたデータ上のLLMを基盤として、フルスタックまたはモジュール型のアプローチを通じ、実用的なAIを実現します。顧客企業は各種アプリケーション内でLLMベースの機能を活用したり、OpenText Cloud APIサービスを活用し、実験に適したサンドボックスを作成することも可能です。

Shell社のインテグレーション部門責任者であるJonathan Cullender氏は、次のように述べています。「当社は、上流、再生可能エネルギー、貿易、交通、マーケティング、製造の分野において、モノと人を動かし続けています。また、160か国で事業を展開し、4万6,000か所のサービスステーションで1日約3,200万人にサービスを提供し、100万社以上の法人のお客様と取引しています。当社は16年連続で、世界第1位の潤滑油サプライヤーの地位を堅持し、お客様に現在および将来必要なエネルギーソリューションの強力なポートフォリオを提供しています。AIは、エネルギー転換において重要な役割を果し、ネットゼロ化への取り組みを通じてお客様のビジネスの脱炭素化を支援し、こうした分野で当社のパフォーマンスを維持するための鍵となります。OpenText World 2023において、OpenTextと登壇し、エネルギー業界におけるAIの革新的な機能や、OpenTextのソリューションが当社の業務効率やセキュリティの向上、最終的に大幅なコスト削減につながった事例についてご紹介できることを嬉しく思います。」

SAPのソフトウェアパートナー・ソリューション担当グローバルバイスプレジデントであるDarryl Gray氏は、次のように述べています。「生成AIが当初の誇大広告から進化を遂げる中、今では測定可能な投資対効果を確保する作業が始まっています。当社の世界トップクラスのビジネスアプリケーション・スイートを補完し、お客様が潜在能力を最大限に発揮できるよう支援するため、SAPは未来のエンタープライズAIのエコシステム構築に取り組んでいます。当社はOpenTextのopentext.ai戦略の背景にあるビジョンを支持しており、OpenTextの最新のイノベーションによって、あらゆる規模・業界の企業は、想像を超える段階と業務水準へ引き上げられると確信しています。」

OpenText Aviatorが複数のクラウドとナレッジベースを対象に、AIのオーケストレーションと情報フローの作成を実現することで、企業はデータを移動することなく、エンタープライズの複数のAIユースケースに対応できます。最新版Cloud Editions 23.4の特徴は、以下の通りです。

OpenText Aviator for Business
OpenText IT Operations Aviator(TM):OpenText Service Management Automation X(SMAX)向けの最先端の生成AI仮想エージェントです。最新の統合では、LLMとOpenTextのデータセキュリティの専門知識を組み合わせ、ユーザーエクスペリエンスを強化し、直感的なセルフサービスを促進し、より迅速な問題を解決と、効率性を獲得することで、最終的にサービスの管理コストを削減し、エンドユーザーのカスタマーエクスペリエンスを向上できます。リンク

OpenText DevOps Aviator(TM):生成AI機能によりソフトウェアデリバリーに革新的な変化をもたらし、圧倒的な速度でソフトウェアを提供します。本ツールはAIを活用し、機能予測によってソフトウェアデリバリーを最適化し、自動テスト作成・オーサリング機能によってテストカバレッジを強化し、品質に影響を及ぼすリスクポイントを削減します。リンク

OpenText Content Aviator(TM):職場での情報検索を最適化することで、効率性と生産性を強化します。インタラクティブなチャットインターフェイスと自然言語クエリにより、ユーザーの生産性が向上し、コンテンツの検索を合理化します。リンク

OpenText Experience Aviator(TM):カスタマーコミュニケーション管理(CCM)ソフトウェアと生成AI機能を連携させることで、マーケティング、コミュニケーション、顧客サービスサポートの各チームは、より迅速に適切な資料を作成できるようにし、開発の生産性を向上できます。リンク

OpenText Cybersecurity Aviator(TM):AIによって強化された迅速な導入機能とクラウドベースの効率性を提供し、新たな脅威検知モデルの実装を支援し、多様で高度、かつ進化する脅威からユーザーを保護します。リンク

OpenText Business Network Aviator(TM):生成AIと大規模言語モデル(LLM)をOpenText Business Networkに導入することで、サプライチェーン全体の情報フローを単一プラットフォームに配置します。サプライチェーン全体のオペレーションに関する包括的な視点と、AIを活用した会話型インターフェイスを活用することで、企業は情報にアクセスし、ダイナミックかつ予測不能な市場の変動や状況に迅速に対応できます。リンク


OpenText Aviator for Technologists
OpenText Aviator Platform:一連のツールとコネクターを通じ、エンタープライズグレードのデータウェアハウス、データレイク、構造化・非構造化データの分析や、インテリジェントな意思決定を実現する可視化機能を管理します。リンク

OpenText Aviator Search:クリック形式から会話型まで網羅する最新の高度な機能が採用されており、複数のリポジトリのあらゆるデータタイプを対象に検索を行うことで、エンタープライズ向けの任意のカスタムソリューション、ポータル、エクスペリエンスを構築できます。リンク

OpenText Aviator IOT:無数のIoTエンドポイントをより効果的に接続・保護するツール群を通じ、資産の位置、状態、利用状況、パフォーマンス、健全性に関するリアルタイムの洞察と可視性を取得できます。リンク

OpenText Aviator Thrust & Thrust Studio:過去3年間で構築された、堅牢なクラウドAPIサービスと開発者ツールの組み合わせにより、セキュアな情報フローを実現し、カスタムAIソリューションを推進し、最新のAI組み込みアプリケーションを迅速に開発できます。リンク

OpenText Aviator Lab:AIエキスパートとの開発実験に関するパートナーシップです。セキュアなサンドボックス環境における迅速なプロトタイプ作成とAI参照アーキテクチャを通じ、顧客企業がAI開発を迅速に行えるように支援します。リンク


提供時期
四半期毎に行うOpenText Cloud Editionsのリリースの一環として、顧客企業は90日毎に最新のAI機能を活用できます。提供時期および将来のイノベーションに向けたベータプログラムの参加については、OpenTextまでお問い合わせください。

追加情報
本日の発表に関する詳細は、最高製品責任者が執筆するブログ(英語)をご覧ください。
リンク

OpenTextのAI戦略の詳細については、Opentext.aiおよびCMOのブログ(英語)をご覧ください。
リンク
リンク

OpenText World 2023ラスベガスの基調講演とセッションはこちら(英語)をご覧ください。
リンク

※本リリースには、海外でのみ提供されている製品や機能、サービスが含まれています。詳しくは弊社までお問合せください。

OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company(TM) をブランドスローガンに掲げ、情報を強化・保護し、多種多様な業界・業種のお客様に情報の優位性をもたらします。オープンテキストは、情報管理のリーダーとして、コンテンツ、ビジネスネットワーク、デジタルエクスペリエンス、セキュリティ、アプリケーションモダナイゼーション、運用管理、開発者向けAPIなど、包括的なポートフォリオを提供しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。

【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
リンク

【マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社について】
マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社は、OpenTextグループの日本法人のうちの1社です。マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社に関する詳細は リンク をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]