宮崎県国富町役場でのEV・蓄電池の充放電と空調出力の連携制御による電力利用の最適化実証実験を開始

~電力需要の変動に柔軟に対応する電力需要制御システムの構築~

出光興産株式会社(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下「当社」)は、国富町(宮崎県東諸県郡、町長:中別府 尚文)と国富町役場でのEV・蓄電池の充放電と空調出力の連携制御による電力利用の最適化実証実験を開始しました。
本実証実験で得た知見をもとに、2022年8月に開始した「idemitsu CN(カーボンニュートラル)支援サービス」の新たなメニューとして、EV・蓄電池の充放電と連携可能な空調制御システムの提供を目指します。



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国富町役場における実証実験
(左)空調制御機器を取り付けた空調室外機(右)蓄電池・EVの充放電と空調の連携制御のイメージ


本実証実験では、2021年10月に当社、国富町、BIPROGY株式会社※、株式会社スマートドライブが発表した「宮崎県国富町役場でのエネルギーマネジメント実証実験の開始について」で開発したエネルギーマネジメントシステムで制御対象としていた蓄電池・EVに、新たに空調制御システムを追加して連携制御を行います。


現在、国富町役場では、電力需要がピークとなるタイミングで、EV充電を停止するとともにEVと蓄電池からの放電を行っています。これに加えて、今回の連携制御では、施設の電力需要に占める割合が大きい空調の室外機の消費電力を抑制することで、契約電力をより大きく低減します。また、電力需要のひっ迫時に小売電気事業者から発せられる節電(デマンドレスポンス)要請を想定した制御についても検証します。


出光興産は本実証を通して、EV・蓄電池の充放電と連携した空調制御による消費電力低減サービスの構築を行い、自治体・企業が利用するエネルギーの脱炭素化に貢献します。


※2022年4月に日本ユニシス株式会社より商号変更

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蓄電池・EVの放電と空調消費電力低減によるピークカット、デマンドレスポンスのイメージ

【実証の概要】
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当社は2022年11月に発表した「中期経営計画(2023~2025年度)」において、下記3つの事業領域の社会実装を通じ、事業ポートフォリオ転換を推進することを表明しました。

出光興産 事業ポートフォリオ転換に向けた3つの事業領域

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本取り組みは上記3つの事業領域のうち「多彩な省資源・資源循環ソリューション」の開発と社会実装に向けた取り組みと位置付けています。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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