(株)アクティファイがランサムウェア対策のための セキュアなバックアップストレージを構築できる システム/データ保護ソリューションの新版をリリース

~ランサムウェア対策を想定したセキュアなバックアップ運用が可能~

株式会社 アクティファイ(旧社名:ネットジャパン、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:蒋 冠成)は、クライアント側のバックアップ時間を⼤幅に短縮し、セキュアなバックアップストレージを構築できるシステム/データ保護ソリューション「ActiveImage Protector 2022」(読み:アクティブイメージ プロテクター2022)の新版をリリースすることを発表します。

●新版リリースの背景
昨今頻繁に発生しているランサムウェア攻撃によるデータの破壊は、業務継続を困難にする大きな脅威であり、企業の経営の危機にも直結する可能性もあります。ランサムウェアの被害を最小限に抑えるための防御策を講じると共に、感染を前提とした「復旧対策」を確立することも大事です。復旧対策のひとつとして有効なのがバックアップです。しかし、企業が保有するデータ量は増大の一途をたどっていて、バックアップにかかる時間の短縮が大きな課題となっています。その上バックアップ自体がランサムウェアに攻撃されるケースが増えています。
今回の新版では、バックアップをランサムウェアの攻撃に対しても安全に保護でき、バックアップ処理時間も短縮できる“Actiphy StorageServer”オプションを提供しました。このオプションは、ActiveImage Protector専⽤のバックアップ保存先を構築でき、バックアップデータの転送経路の安全性、効率を高めます。バックアップ時間の安全性と効率化を実現できるソリューションとして注目される機能となっています。

●ActiveImage Protector 2022の新機能
・バックアップの安全性を高め、効率化できるActiphy StorageServerオプション
Actiphy StorageServerは、ActiveImage Protectorに新規に導入されたバックアップストレージオプションです。保存先とするサーバーにエージェントをインストールするだけで、簡単にActiveImage Protector専用のセキュアなバックアップストレージを構築できます。ActiveImage Protector側ではバックアップ先として統合されていますので、指定するだけで簡単に接続できます。また、高速なネットワーク環境では、クライアント側のバックアップ時間を⼤幅に短縮できます。これは、キャッシュデバイスによるデータ転送の⾼速化、ネットワーク帯域を無駄なく使⽤することによる転送の効率化、QUICプロトコルによる安全なデータ転送によって実現しました。既存のサーバーでも、SSDなどをキャッシュデバイスとして追加すれば効果を発揮でき、コスト削減にもなります。また、ソフトウェアのみで構成されていますので、⾼価なアプライアンスを導⼊しなくても⾼性能のサーバー、高速なネットワークの帯域を完全に活用するストレージサーバーを簡単に構築できます。Windows、Linux、Docker版を用意しており、様々な環境での運⽤が可能です。

・再起動が不要なトラッキングドライバーの提供
トラッキングドライバーはボリュームのI/Oを監視して変更をトラッキングして増分を作成するためのドライバーです。通常のデバイスドライバーはインストールや更新後にはサーバーの再起動が必要ですが、今回の新しいトラッキングドライバーでは、インストール時、更新時に再起動が不要になりました。導入時、更新時でもサーバーのダウンタイムがありませんので安全に導入できます。

・即時復元のQuickRecovery機能
リカバリーポイントを指定するだけで、簡単にすぐに復元ができます。自動的に復元環境を作成するため、リカバリーメディアを作成していなかったとしてもその場で復元が可能となります。ソフトウェアの問題であればバックアップ対象マシンだけで復元作業が完結しますので、大幅な時間短縮になります。

・専用のリカバリーメディアの作成が可能なRecovery Media Maker
対象マシン専用のリカバリーイメージを組み込んだディザスターリカバリー用メディアの作成をおこないます。メディアは、DVD/Blu-ray、USB HDD、USB メモリと各種メディアをサポートしています。リカバリーメディア単体で復元できるため、たとえば復元時にネットワークが使用できず共有フォルダーやNASに接続できない場合やUSBメディアが持ちこめない現場でもすぐに復元が可能です。

・FCD(First Class Disk)のサポート
VMwareのvSphereの新しいディスク形式であるFCDを直接バックアップ、リストアできます。仮想マシンにアタッチされたFCDは以前からバックアップ可能でしたが、新版では、FCD単体を直接バックアップ、リストアすることができるようになりました。

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