~ 2万を超えるデバイスからの通信を処理し、教育や医療を支える安定したキャンパスネットワークを実現 ~
A10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は、福岡大学(所在地:福岡県福岡市)が、キャンパスネットワークにおけるハイブリッドクラウド環境の負荷分散のため、統合型ADC+ファイアウォール製品「A10 Thunder® CFW」を導入したことを発表します。
■導入背景
約2万人の学生が1つのキャンパスに集う、西日本屈指の規模を誇る福岡大学は、総合教育や研究、医療の提供を支えるICT基盤を、時代の変化に合わせて刷新し続けています。同大学は、次世代のICT基盤であるキャンパスネットワークを新たに構築するにあたり、ハイブリッド環境に複数設置したサーバー群の負荷分散が必要となりました。
この負荷分散を実現するソリューションには、学内の全てのシステムを学生や教職員、医療従事者が快適に利用できるよう、最大セッション数やコネクション処理の性能に加えて、冗長性の高さやIPv4/IPv6双方への対応、安定した暗号化・復号の能力が求められました。
同大学は、独自OSによる高い性能や拡張性、過去のICT基盤における導入実績を決め手として、キャンパスネットワークの負荷分散を担うソリューションとしてA10 Thunder CFWを導入しました。
■導入効果
A10 Thunder CFWは、サービス事業者から企業、自治体が可用性とセキュリティを確保するために必要となるさまざまなネットワーク・セキュリティ機能を統合したADC+ファイアウォール製品です。
新たに稼働を開始している福岡大学のキャンパスネットワークでは、4台のA10 Thunder CFWが設置され、クラウド上に構築されたサーバー構築基盤と2箇所のオンプレミスサーバー群の負荷分散を担っています。オンプレミスをアクティブ、クラウド環境をスタンバイとして利用することで、万一の障害に備える構成を実現しています。
負荷分散対象は、DNSサーバーをはじめ、安全な無線LANアクセスのための認証系サーバー、学内設置のNTPサーバー、キャッシュサーバー、ウェブコンテンツを制限するためのプロキシサーバーなどの仮想環境で動作するサーバー群となり、2万を超えるデバイスからの通信がA10 Thunder CFWに集約されています。
トラブルが発生することなく安定稼働を続けており、A10 Thunder CFWが教育や医療を支える安定したキャンパスネットワークを支えています。
同大学は、今後も環境の変化に柔軟に対応できるようキャンパスネットワークの整備を続ける中で、SSL/TLS可視化機能によるセキュリティの強化など、豊富な機能を備えるA10 Thunder CFWの活用拡大を検討しています。
■導入イメージ図
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■本事例の詳細資料
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●A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)は、サービス事業者やクラウド事業者および企業で利用される5Gネットワークやマルチクラウドアプリケーションのセキュリティを確保します。高度な分析や機械学習、インテリジェントな自動化機能により、ミッションクリティカルなアプリケーションを保護し、信頼性と可用性を担保します。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界117か国のお客様にサービスを提供しています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
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