TICAD8ビジネスフォーラムにキャスタリア代表の山脇が登壇

前日のMoU締結式では全招待企業34社の中のスタートアップ枠10社の中の1社として選ばれ、エジプトにおける事業提携を発表

キャスタリア株式会社(代表取締役:山脇智志、本店:長野県塩尻市 東京本社:東京都港区 以下「キャスタリア」)は、8月27,28日の二日間に渡ってチュニジア国の首都チュニスで開催された日本政府主催のアフリカ経済開発会議TICAD8でのビジネスフォーラムに参加、28日に開催されたビジネスフォーラムのTransform Africa through innovation セッションにおいて、代表の山脇智志が「Technology and Engineering education for African future(アフリカの未来に向けた技術及び工学教育)」と題し、キャスタリアがアフリカで展開するデジタル教育及びプログラミング教育事業に関してプレゼンテーションを行いました。併せて27日のフォーラムではエジプトでのプログラミング教育の事業提携についてMoU締結式を行いました。



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■プレゼンテーション内容(日本語版)
おはようございます。
キャスタリアの山脇智志といいます。
まず最初に、私のような小さな会社の経営者がこの場にご招待いただいたことに、全てのTICAD関係者に感謝いたします。
そして音楽好きな私が本当に「A Night in Tunisia」を経験できたことは人生においても忘れられない出来事となるでしょう。
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この写真はケニア・ナイロビでのコーディングブートキャンプの模様です。この女の子はこの1年前に我々が行ったブートキャンプに参加したのですが、こう言ってくれました。
「前回のブートキャンプがあまりにも楽しかったので今回も参加しました。これは前回の教材です。今でも大事に持っています」」と。
私が今でも忘れられない瞬間です。
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キャスタリアが目指すもの、それはEducation for Change(変革のための教育)です。デジタルやモバイル、そしてオンラインなどのテクノロジーを使って既存の教育の課題を解決していく会社です。
2つの事業をしています。
1つ目はモバイルラーニング。キャスタリアは誰でも簡単に教育アプリを作ることができるプラットフォームを持っています。この写真はタンザニア助産師向けの衛生教育を行った時のものです、
2つ目はコードエデュケーション。子供から大人まで、学校から個人までをオンラインを使った誰にでも学べるコーディングラーニングサービスを提供しています。この写真はケニアのナイロビでの子供向けのブートキャンプの模様です。
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これは東京の私のデスクの横に貼ってある地図です。日本語で描かれてるので皆さんには読めないかもしれませんが、アフリカや中東の多くの国ですでに事業を行っています。
私たちの戦略、それはEDUCATION SCALABILITY ON POPULATION GROWTH(人口増加における教育の拡張性)です。同時にキャスタリアの教育ソリューションはサスティナビリティ(継続性)を実現します。
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これはエジプトの人口です。人口の増加とはつまり「子どもの増加」を意味します。
0才から5才までの爆発的人口増加がお分かりになるでしょうか?
そして300万人以上増加した世代に向けて、これまでと同じ教育を提供できるのでしょうか?
私たちはエジプトにおける教育への課題に向けて、デジタル教育を通しての解決に積極的に関与していきます。

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そして次はケニアの人口です。
5才から19才までの教育が必要な世代と20才から39才までの研修訓練が必要な世代が全人口の67%を占めます。若年層の雇用創出が間違いなく課題となる中、我々はケニアにおいてコーディング教育と研修を実行します。

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キャスタリアはプライベートセクターの会社ですので短期間での売上と利益を求める必要があります。しかし、それだけではなくより長い時間軸でアフリカの平和と発展に貢献していきたいと思っております。
未来を生きる若い世代のために現在に生きる私たちが何をできるかをビジネスの視点で考えていきます。

ありがとうございます。
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■TICAD8について
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1 概要
・日時・場所:2022年8月27日(土)ー28日(日)、チュニス(チュニジア)
・形式:本体会合及びビジネスフォーラムは対面、公式サイドイベントは原則オンライン
・ 参加者:日本とアフリカ各国の首脳等に加え、共催者(国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC))が参加予定。
2 ねらい
・新型コロナやウクライナ情勢により国際社会が複雑化する中、日本とアフリカが持続可能な世界を共に創るための方途を議論。日本がアフリカにとって「共に成⾧するパートナー」であることを明確にし、来年のG7広島サミットなども見据え、アフリカ諸国との連携を一層強化する。
・ 日本らしさを前面に出し、「成⾧の質」すなわち「人」に注目し、アフリカ自身が主導する発展を力強く後押しし、ポスト・コロナも見据えたアフリカ開発の針路を示す。ウクライナ情勢の影響で悪化したアフリカの食料危機に対応すべく、アフリカの食料安全保障強化にも取り組む。
3 TICAD8の柱
(1)経済 日本からアフリカへの投資を更に促進。社会課題に取り組むスタートアップやグリーンビジネスを支援。食料生産能力強化、開発金融等に対応。
(2)社会 強靱かつ持続可能な社会を構築。新型コロナ対策やUHCの推進を含む保健、若者・女性を含む教育、気候変動対策や防災を始めとする環境分野等の取組を推進。
(3)平和と安定 持続可能な平和と安定の実現のためアフリカ自身の取組を後押し。民主主義の定着や法の支配、紛争予防・平和構築、コミュニティの基盤強化等に取り組む。安保理改革を含む国連全体の機能強化を推進。
(外務省アフリカ部提供資料より)

■キャスタリアについて
キャスタリア株式会社は“教育×ITで社会課題を解決する”をモットーに、 新たな学びを創出する企業です。 モバイルラーニングプラットフォーム「Goocus」を開発し企業や教育機関に提供しています。 独自のプログラミング教育教材と合わせ、日本のみならず中東・アフリカ地域を中心に事業を拡大しています。
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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