コロナ禍で近しい方を亡くされた500名に聞く「葬儀・供養」に関するアンケート コロナ禍で葬儀に対する意識はどう変わった?

葬儀に参列するか「悩んだことがある」51.0%。葬儀から「1ヶ月以上経過後」に訃報を知った 35.4%。「1ヶ月以内」に訃報を知りたかった 96%!



遺影写真作成サービス国内トップシェア、インターネットを活用した訃報のサービス「tsunagoo」を展開する株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長 松尾 雄司)は、2020年2月1日以降のコロナ禍で、近しい方(友人、知人、同僚等)を亡くされた20代~60代以上の全国の男女500人を対象に「葬儀・供養」に関するアンケートを行いましたので、その結果を発表いたします。

【調査概要】
スクリーニング:コロナ禍(2020年2月1日以降)で、近しい方(友人、知人、同僚等)を亡くされた方
調査対象:20代~60代以上の全国の男女500人
集計方法:インターネット調査
調査期間:2021年5月26日~5月31日
※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。


リリースサマリー

◼ コロナ禍で多くの人が参列に躊躇
◼ 訃報を知りたいタイミングは「1か月以内」が最多
◼ 葬儀のライブ中継よりも葬儀アーカイブ配信を望んでいる
◼ コロナ禍でオンラインの香典申し込みが開化
※調査結果をご紹介いただく際には「アスカネット調べ」と注釈を記載ください。

【調査背景】
コロナ禍により「三密」を避け、「一般葬」よりも「家族葬」「一日葬」「直葬」と呼ばれる小規模で簡素化された葬儀の形式への関心が高まりました。経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査(2021年6月8日4月分速報)」では、2020年の葬儀業の売上高は前年比14.4%減の5,135億円、取扱件数は前年比2.1%減の43万3千件となり、大幅な需要減となりました。また、葬儀・供養のデジタル化が加速し、「葬儀のライブ中継」などの「オンライン葬儀サービス」の誕生が話題となりました。
葬儀業界は高齢化に伴う成長産業と呼ばれていますが、実際にこのようなオンラインサービスに対しての需要はどれぐらいあるのか?世情や葬儀の多様化により、訃報を受け取った方に意識の変化はあるのか? その実態を調査すべく、アスカネットでは「葬儀・供養」に関するアンケートを実施いたしました。

*経済産業省の特定サービス産業動態統計調査 (2021年6月8日4月分速報 対個人サービス業 葬儀業)
リンク


コロナ禍で多くの人が参列に躊躇


コロナ禍で、葬儀に参列するか悩んだことはありますか?
調査では、コロナ禍で葬儀参列の機会がなかった人が20.4%もいたことがわかりました。遺族のみなど小規模で葬儀を済ませている傾向があるようです。
さらに、葬儀があった場合(n=398)では51.0%(203人)がコロナ禍で葬儀に参列するか悩んだことがわかりました。多くの人が新型コロナウイルスの感染を懸念し、葬儀の参列に躊躇したようです。

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葬儀後1ヶ月以上経過した後に訃報を知った人のうち96%が1ヶ月以内に訃報を知りたいと回答

コロナ禍で、近しい方(友人、知人、同僚等)の訃報を知ったのは葬儀後いつですか?
(単数回答)n=500
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41.0%の人がコロナ禍でも「葬儀後2日以内」に訃報を受け取っている一方で、1ヶ月以上経過してから訃報を受け取った人は35.4%もいることが分かりました。コロナ禍という背景もあり、「家族葬」「直葬」などの小規模な葬儀を実施し、ご遺族が一通り落ち着いた段階で訃報連絡をした可能性も考えられます。

訃報を知るタイミングに関して、いつが良いですか?
(単数回答)n=177
[画像3: リンク ]

また、上記の設問で1ヶ月以上経過してから訃報を知った人(35.4% n=177)に、「訃報を知るタイミングに関して、いつが良いですか?」を聞いたところ、葬儀後2日以内に訃報を知りたいと回答した人は57.1%(101人)、さらに 1ヶ月以内に訃報を知りたいと回答した人は96%(170人)にも及びました。コロナ禍で訃報を遅く受け取った多くの人が、もっと早く知りたかったという思いを抱いたことがうかがえます。


41.8%の人が訃報連絡を電話で知る!

訃報をどのように知りましたか?
(単数回答)n=500
[画像4: リンク ]

訃報をどのように知ったかを調査したところ、遺族からの電話が41.8%と最も多く約半数近くとなりました。
電話の場合、一件一件電話をかけなければならず、時間もかかり、遺族の心理的負担が大きいのではないでしょうか。前述の「訃報を知るタイミングに関して、いつが良いですか?」という設問の回答で最も多かった「葬儀後2日以内に訃報連絡を受け取りたい」という需要に答えるためには「電話」では難しく、今後オンラインツールを活用していくことも手段の一つとして考えられます。


葬儀の葬儀のライブ中継よりも葬儀アーカイブ配信を望んでいる結果が!葬儀・供養のデジタル化への抵抗感は世代間で温度差が鮮明に

葬儀のライブ中継を見たいですか?
(単数回答)n=500
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次に、コロナ禍で需要が高まりつある葬儀のライブ中継に関して聞いてみました。
全体の約半数の47.8%の人が「見たくない」と回答。 「どちらでもない」が34.2%となり、ライブ配信に関して消極的な回答が多くみられました。その一方で、「見たいと思う」が18.0%に留まり、ライブ中継という新たな葬儀のあり方に関心が低いことが明らかになりました。

葬儀のライブ中継を見たいですか?(年代別)
年代別で見てみると20代は葬儀のライブ中継を「見たいと思う」が31.0%であるのに対し、60代はわずか8.0%と若年層ほど葬儀のオンライン化に対して抵抗が少なく、世代間で温度差があることがうかがえます。

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ライブ中継と比較して葬儀アーカイブ配信には2倍以上のニーズが!

葬儀に実際に参列できなくても、ネットで「式場の様子」や「祭壇」、もしくは「生前の故人の思い出ビデオ」が視聴確認できる機能があれば利用したいと思いますか?
(単数回答)n=500
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リアルタイムでのライブ中継を望む人は18.0%に留まりましたが、ネットで「式場の様子」や「祭壇」、もしくは「生前の故人の思い出ビデオ」が視聴確認できる機能があれば利用したいと思いますか?という設問では、全体で「利用したい」が36.8%という結果となりました。ライブ中継と比較して、葬儀アーカイブ配信には2倍以上のニーズがあることが分かりました。
また、年代別で見てみると「利用したい」が20代は半数以上の58.0%であるのに対し、60代はわずか20.0%と、こちらでも世代間で温度差が出る結果となりました。
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コロナ禍でオンラインの香典申し込みが開化!

オンライン形式の香典のキャッシュレス決済の利用について抵抗はありますか?
実は2018年のコロナ禍以前に、アスカネットではオンラインによる香典申し込みに関して、アンケート調査(500人対象)を行っていました。その際は「気持ちが伝わらない」「失礼」「不謹慎」など否定的な意見が大多数でした。しかし、今回のアンケート結果では抵抗が「全くない」が27.2%、「少しある」が41.6%と以前と比較すると抵抗がなくなりつつあります。また、年代別でみると、抵抗が「全くない」と回答した20代の割合は44%であったのに対し、60代以上は15%と3倍近く差がありました。今後も葬儀・供養のオンライン化は加速すると考えられます。

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こうした状況を受け、アスカネットはご遺族様の負担を軽減し、ニューノーマルな葬儀・供養の形に対応すべく、『tsunagoo』と最新サービス『tsunagoo AFTER』を提供します。
『tsunagoo AFTER』は2021年6月24日(木)、25日(金)に開催される「フューネラルビジネスフェア2021」にて発表いたします。

「フューネラルビジネスフェア2021」開催概要
開 催 日 程 : 6月24日(木)10:00-17:00 ・ 6月25日(金)10:00-16:30
開 催 場 所 : 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
会 場  : パシフィコ横浜 展示ホールB・C
ブース番号 : E-3
入 場 形 式 : 限定招待制(入場無料・招待券配布)※事業者を対象とした展示会です。
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その1 最新サービス 『tsunagoo AFTER』
コロナ禍で、葬儀を家族のみで済ませるケースが増えています。『tsunagoo AFTER』は、済ませた葬儀のご報告ができる最新のサービスです。QRコードを表示した報告ハガキを印刷でき、受け取った人はスマホで読み込むことで「式場の様子」「故人様の思い出ビデオ」などの葬儀アーカイブを見たり、香典・弔電を送ることが可能となります。

その2 特許取得済サービス 『tsunagoo(つなぐ)』
『tsunagoo』は従来紙面に印刷するのが常識であった訃報をWebページとして生成、そこから弔電、供物、香典受付までスマホで完結でき、喪家や会葬者と葬儀社様の双方にとって非常に便利なサービスです。
コロナ禍で葬儀に参列できない方が増えるなど変化が求められる葬儀業界で、ますます利用が加速しています。

当日は、ライブ配信(オンライン葬儀)や映像コンテンツの表示などデモストレーションも実施します。6月24日(木)には、10:30よりステージ1にてプレゼンテーションを行います。

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tsunagoo(つなぐ):リンク

株式会社 アスカネット 概要
会社名 :株式会社 アスカネット ( リンク )
所在地 :〒731-0138 広島県広島市安佐南区祇園3-28-14
設立  :1995年7月6日
資本金 :4.9 億円
代表者 :代表取締役社長 松尾 雄司(まつお ゆうじ)
事業内容:フォトブック事業
フューネラル事業
空中ディスプレイ事業
※ 本リリースに記載されている社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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