観光DX推進に関する連携協定を締結

Afterコロナ(ニューノーマル)に向けた観光分野のデジタル化を通じ、地域活性化の推進で連携

廿日市市(市長:松本 太郎)、公益財団法人中国地域創造研究センター(会長:瀧本 夏彦、以下 中国地域創造研究センター)、西日本電信電話株式会社 広島支店(支店長:猪倉 稔正、以下NTT西日本)は、観光分野において、AI、ビックデータ、IoTなどデジタル技術を活用して地域の課題解決を図る「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を推進し、地域の観光課題の解決に連携して取り組むことを目的として、連携協定を締結しました。



1.締結に至った背景
 我が国の観光業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、訪日外国人旅行者(インバウンド観光客)の激減や、外出自粛による旅行予約のキャンセルなど大きな打撃を受けています。こうした状況を踏まえ、社会生活が変容し、観光分野においてもデジタル化・オンライン化の流れが加速しており、観光需要の回復を見据えたデジタル技術の観光への活用が課題となっています。
 廿日市市は、世界遺産である宮島・嚴島神社を抱え、国内外から多くの観光客を集めている観光地として認知されています。 “一流の国際観光拠点”をめざす宮島地域と、“地域色豊かな交流地域”をめざす本土側の各地域(廿日市・大野・佐伯・吉和地域)をつなぐ観光振興に取り組んでいます。
 中国地域創造研究センターは、廿日市市観光振興基本計画(2015年1月)の策定に携わる等、地域密着型のシンクタンクとして中国地域における地域振興および産業活性化に関する課題解決方策の提案や支援等に取り組んでいます。
 NTT西日本は、社会を取り巻く環境変化がもたらす様々な社会的課題に対して、「ソーシャルICTパイオニア」として、これまで培ってきた経験や先進技術を活かし、ICTの力で地域課題の解決や活性化に取り組んでいます。また2018年~2020年のひろしまサンドボックス(広島県AI/IoT実証プラットフォーム実施業務)において、「宮島エリアにおけるストレスフリー観光」の実証事業を廿日市市と共にAI・IoTを活用したストレスフリーな宮島観光の実現に向けて取組を行ってまいりました。
 今回、廿日市市、中国地域創造研究センター、NTT西日本の三者がより一層連携し、観光分野の「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を推進することにより、地域活性化とブランド力を向上させ持続可能な観光地経営をめざしていきます。


2.連携協定締結日
 2021年5月13日


3.連携・協力する事項
 主な事項は次のとおりです。なお、具体的な取組内容及び実施方法につきましては、協定者で協議の上、決定致します。
(1) ICTを用いた実証実験環境の構築に関すること
(2) 市民(個人、地域、企業・団体)および観光客が抱える課題解決に向けた実証に関すること
(3) 地域に適した観光地経営に関すること
(4) データ連携基盤の構築に関すること
(5) その他協定者で合意した事項に関すること


4.今後の展開
 本連携協定で生み出された成果については、今後の観光地経営に向けたサービス開発に活用する予定です。

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