伊藤園の独自技術「茶殻リサイクルシステム」がソーシャルプロダクツ・アワード2021「ソーシャルプロダクツ賞」受賞

株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(会長:江口泰広 所在地:東京都中央区)が主催する、ソーシャルプロダクツ・アワード2021において、「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞しました。



当社は、「お~いお茶」などの茶系飲料の製造過程で排出される“茶殻”を、工業製品の原材料に一部使用する独自技術「茶殻リサイクルシステム」を2001年に確立しています。従来、茶殻は堆肥や飼料としてリサイクルしていましたが、茶殻に含まれる様々な機能性を生かした、付加価値のある代替原料として活用の幅を広げ、これまでに約100種類もの茶殻を配合したアップサイクル(※1)製品を開発しています。

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ソーシャルプロダクツ・アワード(※2)は、ソーシャルプロダクツ(※3)の普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めての、そして唯一のソーシャルプロダクツを表彰する制度です。

「茶畑から茶殻まで」の一貫したバリューチェーンを活かしたビジネスモデルにより、環境面や社会面で価値が生まれることは当社の強みです。今後も「茶殻リサイクルシステム」を通じて、社会とともに課題解決に取り組み、人類共有の地球環境を守り、次世代に継承する企業を目指してまいります。

■審査員評価
茶系飲料のトップブランドを有する企業ならではの、茶殻リサイクルの意欲的な取組みである。茶の機能性(消臭抗菌効果、茶の香りなど)を活かし、独自の技術によって茶殻の抗菌・消臭効果を残すなど、単なるリサイクルではない高付加価値商品と言える。日本人にとってなじみの深い茶葉のリサイクルを通じて、生活者に社会課題への気づきとリサイクルの視点を与える商品になるものと評価できる。同社のブランドユーザーにもまだまだ知られていない取り組みであると思われるため、更なる積極的な情報発信により、生活者の意識変革をもたらすきっかけとなって欲しい。

■「茶殻リサイクルシステム」
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(※1)アップサイクル:サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法論のひとつで、従来のリサイクル(再循環)と異なり、単なる素材の原料化やその再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを最終的な目的とするもの。

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(※3)ソーシャルプロダクツとは

「エコ(環境配慮)」や「オーガニック」、「フェアトレード」、「寄付つき」、「地域や伝統に根差したもの」など、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるものをいいます。
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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