「スマホdeリレー(R)」が高知市にて本格運用開始

~全国で初めての正式運用開始、通信が使えない状況でもスマホを繋げて情報伝達~

株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長:服部 正太)が開発に携わった「スマホdeリレー(R)」の技術を使用した「避難者情報伝達・収集システム」が、2019年4月1日より高知市で本格運用されます。



南海トラフ地震による津波で携帯電話やインターネットなど通信インフラが被災し断絶すると、救助要請や避難情報を伝えることが出来なくなります。高知市では、そのような状況でも情報を届けることができる「スマホdeリレー(R)」を使い、避難者の救助要請が災害対策本部に届けられるシステムを構築しました。2018年1月と11月に高知市で実施された津波SOS訓練に構造計画研究所も現地で協力し、その後も改良を重ね、全国で初めて本技術を利用した「避難者情報伝達・収集システム」が、4月から運用開始されます。
構造計画研究所は「スマホdeリレー(R)」を通じて、安全・安心な社会の構築に貢献してまいります。

■ 概要
高知市にて2019年4月1日より、「スマホdeリレー(R)」を使用した「避難者情報伝達・収集システム」が正式に運用されます。市民の方が「高知市津波SOSアプリ」をスマートフォンにインストールすることで、緊急避難場所を表示したり、災害時に通信インフラがない状態でも、救助要請メッセージを高知市災害対策本部へ送信することができるようになります。


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URL:
リンク (iPhone)
リンク (Android)
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スマホdeリレー(R)について:
「スマホdeリレー(R)」は、東北大学(加藤寧教授・西山大樹教授)と構造計画研究所の共同研究の成果の一つで、アドホック通信を応用した技術です。スマートフォン自体のWi-FiやBluetoothを使い、隣接するスマートフォンに情報を伝達します。電話やインターネットなどの通信インフラがない場所でも、Wi-FiやBluetoothで通信可能な範囲であれば、隣接するスマートフォンからスマートフォンへ、バケツリレーのように情報を伝えることができます。

アプリについて:
「高知市津波SOSアプリ」は、緊急避難場所を表示したり災害時に救助要請メッセージを送ることができるアプリです。通信インフラが断絶していても、「スマホdeリレー(R)」の技術によりメッセージを伝えることが出来ます。
アプリのGUIは、ユニバーサルデザインを考慮した「あんぴッピ(R)」を採用し、若者からシニア世代の方まで親しみ易く、分かり易いものとなっています。
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■ 会社情報
【株式会社構造計画研究所】
構造計画研究所は、社会と共に創りあげていきたい未来像(Thought)として、「Innovating for a Wise Future」を掲げています。「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」を標榜する当社は、今後も工学知をベースにした有用な技術を活用し、社会の諸問題の解決に挑むことで、より賢慮に満ちた未来社会を創造します。
HP:リンク

※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※スマホdeリレー(R) は、東北大学ならびに構造計画研究所の登録商標です。株式会社NTTドコモが提供するAdhoc Communication SDKが使われています。
※あんぴッピ(R) は、構造計画研究所の登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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