モバイルコマース系のメルマガは件名でお得感訴求がポイント  購買意欲の煽りで売上UPを狙う!?     - 2009年5月1日~6月30日 モバイルメルマガ3856通を徹底調査 -

エイケア・システムズ株式会社(本社:東京都港区、資本金:3億7千万円、代表取締役:有田道生、リンク)では、5月1日から6月30日までの2か月間、214媒体3856通のモバイルメルマガを購読し、最新のモバイルメルマガの傾向調査を実施いたしました。
 近年、モバイルコマース市場の成長に合わせ、モバイルメルマガも非常に成長しており、デコメの活用など様々な手法も広がっています。このような市況の中で、実際どのような目的で、どのような業種が、どのようにメルマガの配信をしているかなど、調査分析した結果の一部を発表します。
○格安料金や割引表記などで即購買に繋げるメルマガは25%にも! 今回調査したメルマガの65%以上が、件名に本文のトピックなどを表記していることが分かった。特に、モバイルコマースをはじめとした商品購入促進を目的とするメルマガでは、その傾向は85%に至った。店舗への集客目的等の場合では約70%がメルマガのタイトル名のみで、内容のトピックなどを件名に表記しない傾向がみられた。また、件名に使われるトピックの内容としては、モバイルコマース系のメルマガの場合、25%が割安感を伝えるための表現を使用。その中で最も多いのが、「○○が980円」や「2点で¥9800←¥4500」など価格そのものを表記するパターンで15%以上、次に多い表現は「○○%OFF」や「○割引」などで約10%、それ以外では、限定やSale(セール)といった表記が続いた。モバイルコマース系のメルマガはタイトルに割安感、お買い得感をイメージする表現を使用することで、読者に購買意欲を煽る傾向にあることがみてとれた。
○40%以上の企業がデコメで配信、メディア系企業では80%以上がデコメメルマガを利用 約1年前より急速に利用が増えてきたデコメによるメルマガは、今回調査企業の40%以上が利用していることが分かった。最もデコメを利用している業界は、雑誌やTVなどメディア系の企業であり約80%がデコメ配信を行っている。次に多い業界は、コミュニティサイト、EC系、アパレル系の企業で50%以上がデコメで配信を行っている。これらの業種は、目的を達成するためにメールにサイトのリンクを多く貼る傾向があり、テキストメールだと、URLを全て表記しなければならず、リンクが多ければ多いほど本文が長くなる。しかし、デコメの場合、文字や画像にリンクを貼ることができるため、コンパクトにまとめることが可能となる。リンクを多用するメルマガでは、文字を小さくするなどの工夫をしているパターンも見受けられた。 リンク数と長さの傾向でみると、デコメメルマガでは10~20のリンクの貼っているメルマガが多いが、本文の長さは2画面以内(1画面を480640ピクセルで換算)となっているメルマガが94%を占め、リンクを多用しても、短くコンパクトにまとめられていることがわかる。これがテキストメールでは、10~20リンクURL表記した場合、3画面以上の長いメールが約65%となる。読者の傾向として、長いメールは敬遠される傾向が高く、運用側もその点を解決するために、デコメを活用しているといえる。
◆デコメとテキストメールの利用比率(媒体数)
○金曜18時台は、5分に1通メルマガが配信! モバイルメルマガとPCメルマガの最も大きな違いは、見てほしい時間に届けることができる点と言われ、何時に配信するかが重要な要素の一つとなっている。1日の中で最も多くメルマガが配信される時間帯は12時台で約15%、11時から14時までの昼休みにかかる時間帯では、約30%に達した。次に配信が多い時間帯は、17時から20時の時間帯で約28.5%が配信されており、昼休み、帰宅時間周辺の時間帯を合わせると全体の約60%が配信されていることになる。業界の傾向としては、ファーストフード業界では、半分以上が10時から12時までの昼ごはん前の時間帯に配信され、デリバリー業界(宅配ピザなど)では、14時台が約40%、コミュニティサイトでは8時台が35%と最もニーズが高まると期待できる時間帯に合わせて配信されていることが分かった。これは、モバイルメルマガの特徴である即時性を十分に理解し配信されていると言える。 また、1週間における曜日の傾向としては、日曜日が最も少なく、金曜日が最も多く配信されていることが分かった。デリバリー業界では、50%以上、エンタテイメント系、ファーストフード系では30%が金曜に集中している。週末の集客を狙うメルマガは、金曜に集中する傾向があると言えるのではないだろうか。しかし、家電量販店に関しては、金曜日ではなく、土曜日の9時、10時台に多いことが分かった。1週間で最も配信の多い時間帯は、金曜日の18時台で調査期間平均では、この時間帯に13通送られており、約5分に1通配信されていることになる。逆に最も少ない時間帯は、早朝・深夜を除くと日曜日の15時台で調査期間を通して、3通しか受信しなかった。 今回のモバイルメルマガの調査で、業界、目的によって、配信タイミング、タイトル、本文の内容など工夫したメールマーケティングが実践されていることがわかり、他にも、年代、性別などターゲットに合わせたマーケティング手法の違いなど様々なデータを蓄積することができました。エイケア・システムズでは、これらの調査・分析結果を配信機能向上に活かし、更なるシステム拡充を図るだけでなく、効果向上を図るモバイルメルマガをはじめとしたメールマーケティングの実践ノウハウも積極的に提供し、メールマーケティング市場の向上に寄与していきます。
--------------------------------------【エイケア・システムズ株式会社について】会社名: エイケア・システムズ株式会社(英文名: A-Care Systems, Inc.)本 社: 〒107-0061 東京都港区北青山1-3-6 SIビル青山資本金: 3億7千万円代 表: 代表取締役 有田道生URL: リンク
事業概要: メッセージングテクノロジを核とした、システムの導入コンサルティングから、ソフトウェア開発、システム運用までのトータルソリューションを提供(システムコンサルティングサービス、システムインテグレーションサービス、ASP、アプリケーションパッケージ販売)しております。「MailPublisherシリーズ」は、自社開発の高性能配信エンジン「MEGAPOST」を搭載し、超高速でインテリジェンスなメール配信を可能にしたメール配信ソリューションです。1999年12月設立。2,400を超える導入実績。2008年9月期の売上高約23億円。【「MailPublisher」シリーズについて】「MailPublisher」シリーズは、超高速でインテリジェンスなメール配信を可能にしたメール配信ソリューションです。低価格の「MailPublisher Smart」と携帯メールへの配信機能に特化した「MailPublisher Mobile」、ウェブフォーム作成とメール配信をセットで提供する「Form Factory」の3種類のASP型サービスと、高機能パッケージ型の「MailPublisher X」があります。これらのラインナップにより、アマゾンジャパン様、楽天様、サントリー様、ヤマハ様、ベネッセ様など大手をはじめとする多くの企業にご利用いただいております。【製品・サービスに関するお問合せ先】エイケア・システムズ株式会社 営業部フリーダイヤル:0120-60-9920 FAX: 03-5786-2651Eメール:  info@a-care.co.jp【報道関係お問合せ先】エイケア・システムズ株式会社マーケティンググループ 内海、森田電話: 03-5786-2655  FAX: 03-5786-2651Eメール:  pr@a-care.co.jp (広報窓口)--------------------------------------■ 記載されている会社名、製品名は、当社の商標または登録商標です。■ 記載の会社名および商品名、ウェブサイトのURLなどは、本リリース発表時点のものです

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