近年、インターネットをはじめとするITの進歩により、企業が利用できる顧客や市場のデータは爆発的に増大しただけでなく、これまでは一部の企業以外は実現困難であった膨大なデータの分析や、高度な行動ログ解析が多くの企業でも実現可能になりました。
なかでも、市場理解のための情報の収集と分析のプロセス、つまり市場のニーズや顧客嗜好の変化・動向を測定し、将来の市場規模やその特徴に影響をおよぼしそうなビジネス環境の変化を評価する「マーケティング・インテリジェンス」の重要性を再認識する機運が高まりを見せています。
この動きはビッグデータ活用という形で多くのメディアでも取り上げられ、弊社で実施した調査においても、すでに半数以上の回答企業で情報収集を含む具体的な行動をスタートしています。
本セミナーでは、マーケティングのデジタル化によって様変わりする企業経営の中で、マーケティング部門が、どのような取り組みを進め、そのために具体的にどのようなソリューションが市場で選択可能なのか。
その情報や方法論・実際の運用テクニックをご紹介いたします。
開催概要
- 名称
- CNET Japan Conference 2013
- 開催日時
- 2013年10月31日(木) 12:30開場 13:00開演
- 場所
- ソラシティカンファレンスセンター [会場について]
- 参加費
- 無料(事前登録制)
- 定員
- 150人
- 対象
- 経営層、マーケティング部門、情報システム部門、営業部門、広報・宣伝部門、経 営企画部門、事業(ビジネス)部門の皆さま。
(※本フォーラムはユーザー企業様を対象としております。ユーザー企業のご参加を優先するため、ITベンダー様およびシステム開発事業者様のご応募をお断りする場合があります)
セッション一覧
12:30 | 開場 |
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13:00 | 13:05 |
ご挨拶 |
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■開会挨拶
別井 貴志
朝日インタラクティブ株式会社 CNET Japan編集長
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13:05 | 13:55 |
基調講演 |
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■拡大するデータ・メディアに対応すべくマーケティングの新課題
マーケターが、ビッグデータをどう本質的に把握すべきかを論じ、インフラの側面ではなく、メディアやアプリやデバイスといったメディアの側面の理解の重要性を提案します。その上で、データから得られる情報をいかに価値に変換していくか、その際に、マーケティング戦略のどのような戦略性に留意すべきかを論じつつ、マーケターがおちいってはならないいくつかの重要な側面に関して警鐘を鳴らしたいと思います。
井上 哲浩 教授
慶應義塾大学大学院経営管理研究科・慶應ビジネススクール
[プロフィール] |
14:00 | 14:50 |
講演 |
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■オムニチャネル時代のマーケティング戦略~データをビジネスに活用できる企業になるには~
現在、あらゆるチャネルを連携させて「個客」にアプローチする手法である「オムニチャネル」というキーワードが注目されています。
オムニチャネルで重要なことは、「誰にどのタイミングでどういったアプローチをするか?」 「どのように態度変容してもらうか、購買行動の喚起をするか?」といったマーケティングシナリオです。 つまり、「個客」を捉え、複数の施策を組み合わせてメッセージを届けることが重要になってきます。 それを実現するのが「マーケティングインテリジェンス(以下、MI)」です。なぜ、MIが必要になってくるかというと、オムニチャネル時代においては、オンライン・オフラインでの「個客」の行動を統合した上でマーケティング施策に反映させていくことが重要だからです。 山本 崇博 氏
■データを使いながら試行錯誤できる分析プラットフォーム「QlikView」
データ分析が必須のマーケティング担当者にとって、データを「見える化」するだけでは不足です。見える化できたあとに実際のマーケティング業務が始まるわけです。しかし、IT部門が作ってくれた分析レポートをマーケティング担当者が眺めても、気づきは、得られません。一喜一憂するくらいでしょうか。そのデータにソーシャルメディアからのデータ、手持ちのエクセルデータなどを繋げて横串を刺してみたいはずです。マーケティングにおけるデータ分析とは、「見える化」することではなく、さまざまなデータに対して「試行錯誤する」ことなのです。それを実現する分析プラットフォーム「QlikView(クリックビュー)」をご紹介します。
安部 知雄 氏
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15:05 | 15:45 |
講演 |
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■顧客の本質理解のための社会的ビッグデータ「iNSIGHTBOX」
~日本人の価値観類型「Societas」の活用~顧客との良好な関係構築のためにコミュニケーションの最適化を行う際、「嫌な思いをさせない」ことが重要です。情報が溢れている現在「自分ごと」でないメッセージは素通りされ、受け手のニーズに合わない情報を送り続けると拒絶されます。「適切なコンテンツを適切な対象へ」という当たり前のようで実行が難しい課題を簡単に解決するソリューションが「iNSIGHTBOX」です。また、消費者である顧客の本質を理解するためには、自社データだけでは側面の理解となり限界があるはずです。我々の「社会的ビッグデータ」とそこからのアウトプットである日本人の価値観類型「Societas」は、顧客の本質理解を支援します。後迫 彰 氏
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15:50 | 16:30 |
講演 |
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■データ分析で最適化~サッポロビールFacebook運用方法
多くのブランドがFacebook広告を利用することで競争が厳しくなり効率的にファンを獲得するのが難しくなってきていると言われています。サッポロビールでは細かく広告出稿の運用と分析をすることで高い広告効果を実現できています。このセッションではサッポロビールが実践する、ソーシャルメディア分析ツールのSocialInsihgtを用いて高い広告効果を実現する手法についてお話しします。
森 勇一 氏
渡邊 和行 氏
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16:35 | 17:15 |
特別講演 |
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■SUUMO流_ビッグデータの活用術
昨今、バズワードのように、ビッグデータという言葉を様々なところで耳にする機会が多くなりました。「ビッグデータを分析することで、我々のビジネスを飛躍的に高められるのではないか?」。このような"ビッグデータ神話"がまことしやかに囁かれている一方で、具体的にビジネスの現場において、データを何に活かしていけばよいのかわからないという声も聞こえてきます。
SUUMOでは、ビッグデータへの取組みをこの2、3年あまりで加速させてきました。今回は、我々の取組みをご紹介することで、ビッグデータは本当に役に立つのか?どのようなシーンで役に立つのか?など、皆様の活用イメージを膨らませていただければと思います。 吉永 恵一 氏
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