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従業員の生産性向上が顧客満足につながるモバイルを活用した「デジタルトランスフォーメーション」 ~実現を支援するマイクロソフトのXamarin~

多様化するモバイルデバイスに対応し、アプリケーションを効率的に開発・提供していくことは、今や企業にとって重要な課題だ。そのための優れたツールの一つが、2016年2月にマイクロソフトが買収した「Xamarin」である。

 「モバイルファースト」が定着してきた。自宅、会社、駅、電車の中、ショッピングセンターなど、あらゆる場所でモバイル端末が使われるようになり、消費者は時間や場所の制約なく、商品を購入したり、サービスを受けたりできるようになった。この変化は「デジタルトランスフォーメーション」と呼ばれている。

 しかし、デジタルトランスフォーメーションの恩恵を受けるのは、従来は小売業などの消費者向け事業を展開する一部の企業と考えられてきた。だが、情況は変化し、今やあらゆる企業が、モバイルファーストを実践している。商品やサービスと顧客の接点として、今後は使い勝手の良いモバイルアプリケーションの重要性がより高まってくる。これまでPC向けのウェブサイトの充実に注力していた企業にとって、見逃せない外部環境の変化だ。

 そのため多くの企業でデジタルトランスフォーメーションを最も重要な取り組みと考えるようになっている。この変化は、従業員の生産性を向上させ、ひいては企業体力の強化とお客様向けサービスの品質向上につながる。お客様向けサービスだけでなく今後は、従業員に向けても使い勝手の良いモバイルアプリケーションを提供することが一般的になるだろう。

Xamarinを無償化--エンタープライズの開発ニーズに応える


日本マイクロソフト
相澤克弘氏
マーケティング & オペレーションズ クラウド & エンタープライズビジネス本部
クラウド & サーバー製品マーケティング部
エグゼクティブ プロダクト マネージャー

 マイクロソフトは買収してすぐに、Xamarinをアプリケーション開発の統合環境「Visual Studio」に統合し、無償で利用できるようにした。もちろん、これにはマイクロソフトとしての狙いがある。

 「デジタル化によって顧客満足を高め、事業を拡大するためには、その顧客向けのサービスを開発したり、プロモーションを仕掛けたりする自社の従業員の生産性を上げることが何よりも大切です」

 こう話すのは、日本マイクロソフト マーケティング & オペレーションズ クラウド & エンタープライズビジネス本部 クラウド & サーバー製品マーケティング部 エグゼクティブ プロダクト マネージャーの相澤克弘氏だ。

 相澤氏は、モバイルアプリケーションが企業のデジタルトランスフォーメーションを実現するための重要なコンポーネントになっていると指摘する。従来は、あくまでも顧客との新たなチャネルの1つとして、使いやすいモバイルアプリケーションを構築し、顧客満足度の向上に取り組んできた。今後求められるのは、モバイルファーストに意識を切り替えた上で、従業員がより魅力的なサービスを開発できるような環境を整え、顧客が受けるサービスの品質を高めていくこと。結果として、それが顧客満足度の向上につながり、事業の拡大につながる。マイクロソフトは、従業員の生産性向上を図り、モバイルアプリケーションを中心としたデジタルトランスフォーメーションを実現するための切り札として、Xamarinを位置づけているのである。

 従業員は、会社支給のPCやタブレット端末を利用することもあれば、自前のスマートフォンで仕事をするようなケースもある。従業員の生産性を上げるには、モバイルアプリケーションをさまざまな端末でスムーズに利用できるようにしておく必要がある。そのため、デジタルトランスフォーメーションを実現するためのアプリケーション開発では、iOS、Android、Windows といった端末の違いを吸収するクロスプラットフォームでの構築が大前提になる。その上で、顧客にとって魅力がある、もしくはより多くの顧客を引き込めるなど、より差別化したアプリケーションを開発できる必要があるのだ。

 クロスプラットフォーム対応のモバイルアプリ開発ツールとして、Xamarinに注目が集まっている最大の理由は、マイクロソフトが買収したこと、それに伴い、Visual Studioとの統合やオープンソース化など、進化を続けていることにある。機能面でも、1つのプロジェクトで複数デバイスに対応するアプリケーションを迅速に開発できる点、クラウド上にリポジトリを置き、それを使って複数メンバーで効率的に開発できるなど、きめの細かい対応が可能になっている。

 「当初Xamarinはモバイルアプリケーション開発者の間で高い評価を得ていたツールでした」と相澤氏は言う。当初は、開発者個人でのXamarin活用が多かったが、徐々に企業の中のチーム開発で使うものとして定着しつつある。ここにきて、より規模の大きなエンタープライズでのXamarin採用も増えている。

この先の解説は、以下のダウンロード資料にて、ご覧ください。

ビジネスを切り拓くモバイルアプリケーション構築に必要なのは従業員の生産性を高める強力な開発ツール

この後のダイジェスト

  • 三井住友銀行 住宅ローン事前審査アプリで顧客チャネル拡大
    クロスプラットフォーム開発事例
  • JR東日本情報システム タブレットで基幹系システムの情報を活用
    分析と継続的なサービス向上のためのプラットフォーム構築事例
  • デジタルトランスフォーメーションを実現するクロスプラットフォーム開発と変化への持続的な対応力を身に付ける

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提供:日本マイクロソフト株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2016年12月31日