開催場所:WEB
開催日: 2024年2月28日
企業がつながっているグループ会社や海外拠点、委託先、取引先等のサプライチェーン・ネットワーク上のセキュリティを突いたサイバー攻撃が増加しており、被害も甚大となっています。また、昨今のサイバー脅威の高まりや経済安保の流れも受けて、サプライチェーンセキュティ対策が注目されており、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」でも取り上げられています。
本セミナーでは、重要インフラ企業としてさまざまなセキュリティ対策を実施されているENEOSホールディングス様をお招きして、サプライチェーンリスクを管理していくための各種取り組みや対応策について共有をしながら、戦略的なサプライチェーンリスクマネジメントとは何か、について考察していきます。
また、先日発表しました最新のNRI Secure Insight 2023(企業における情報セキュリティ実態調査)の結果についても解説し、サプライチェーンを取り巻く最新の企業の動向についても紹介させていただきます。
■15:00~15:15 <セッション1>
最新の独自調査結果から紐解く、サプライチェーンリスクの最新動向
DXの進展にともない、企業はビジネスモデルの変革を迫られています。自社の競争力を高め、さらなる付加価値を提供するためには、企業間の強みをかけ合わせる必要があるため、企業のサプライチェーンは多様かつ多層になっています。
その一方で、委託先・取引先などサプライチェーンの脆弱性を突いたサイバー攻撃も増加しており、委託先・取引先企業のセキュリティ統制は喫緊の経営課題です。
本セッションでは最新の調査結果から、サプライチェーンリスクの最新動向を経済安保の要請事項などとあわせて分かりやすく解説します。
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
DXセキュリティプラットフォーム事業本部
本部長 足立 道拡
■15:15~15:30 <セッション2>
調達先セキュリティ調査から得られた示唆と今後の展望
弊社は石油製品を中心とした重要インフラ事業者として国から指定されており、製品の安定供給維持に努めています。近年、海外のみならず国内社会インフラ企業においてもサプライチェーン攻撃の標的となり、操業停止まで追い込まれる事例も発生しています。
本セッションでは、当社が実践しているサプライチェーンリスクマネジメントの取り組みについて紹介させて頂きます。
ENEOSホールディングス株式会社
IT戦略部サイバーセキュリティグループ
シニアスタッフ 青木 隆行 氏
■15:30~15:45 <セッション3>
Secure SketCHを用いた、サプライチェーンリスクを効果的・効率的に管理する現実解
サプライチェーンに対してのセキュリティ評価の重要性が増している中、効率的、かつ継続的に実施することができるツール「Secure SketCH」。
本セッションでは、このSecure SketCHを用いて、グループ企業から、グローバル企業、取引先まで含めたアセスメントをどのように実施できるか。グローバル拠点でのセキュリティ対策状況の可視化を成功させた事例を交えて、活用方法を解説します。
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
GRCプラットフォーム部
セキュリティコンサルタント 瀬戸 達也
■15:45~16:00 <アンケート回答 / 質疑応答>