製品情報

FlyBook V33i

ダイアローグ

FlyBook V33i

【主なスペック】
【発売日】
2006年07月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2006年07月01日 03時20分
 以前のレビューは消えてしまったようですが、同一内容のポストは禁止と言う事らしいので、A33iとV33iに共通する部分としてBluetoothに焦点を絞ってご紹介しましょう。文章中心でイメージが沸くかどうかちょっと心配なのですが…。

 Flybookのキーボードのうち、F8/F9/F10にはそれぞれFnキーと同時に押す事により、無線LANアダプタ、内蔵WCDMAモデム、Blueoothアダプタの起動が割り付けられています。このうち、無線LANとWCDMAモデムは同時起動できませんが、Bluetoothとの併用はできます。つまり無線LAN経由でSkypeフォンなどを使用する際に、Bluetoothヘッドセットで通話する事を前提の設計となっている訳です。

 私が二年前に台湾から個人輸入したA33iには、SIMカードを挿せばそのまま海外ではBluetooth等を経由してGSM携帯電話として普通に音声通話を楽しむ事が可能でした。でした、と過去形で書いたのは、情報を総合するとV33iには音声通話機能は含まれていないらしいからです。本件はいずれV33iを入手した折には真っ先に検証してみます。

 Bluetoothは各種のプロファイルを備えているので、例えばWillcomのWX310Kを使えば本体とケーブルレスで定額ワイヤレスインターネットを利用する事が出来ます。ネット上に多くW-SIM対応見送りを惜しむ意見が見られますが、こう言う接続法もある事をご紹介しておきますね。日本では今ひとつ盛り上がりに欠けるBluetoothですが、このFlybookはもしかするとBluetoothを最も活用できるノートパソコンであるかも知れません。

 他にも、Bluetoothキーボードとの組み合わせも面白いですよ。もともとFlybookにはフルキーボードがついているのに、何故外付け?と思われるかも知れませんが、タブレット形状にしてしまうと当たり前ですがキーボードは隠れてしまいますよね、そこで手書き入力とか、画面にソフトキーボードを表示して、あたかも本物のキーボードであるかのように両手を使って画面を突付く(これが出来ると言うのは結構感動モノではあるんですが)のも良いのですが、長い文章の入力にはやはりちゃんとしたキーボードが使いたくなるもの、なのでBluetoothがあると、実はこう言う時大変に便利なんです。

 Bluetoothキーボードにすれば、なにも本体とキーボードを一列に置く必要は全く無いので、例えばプレゼンの時にタブレット形状の本体を利き手の方に置いて、画面上にペンで絵を書きつつ、文書を挿入する時にはBluetoothキーボードで叩く、なんて使い方ができるようになります。

 私もこのPCを使う事で、初めてBluetoothの有用性と言うものが実用レベルで理解できたように思っています。

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