製品情報

MX-1000

ロジテック

MX-1000

【主なスペック】
【発売日】
2005年04月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2006年12月15日 01時43分
発売当時で一万円程度と、マウスに支払うにはちょっと躊躇する金額の製品だが、長時間PCを操作するのであれば購入を検討すべき物の一つだと思う。

私はマウスを被せるように持ち、手首を支点にしてあまり大げさに動かさずに操作するタイプなので、ある程度の重量感と大きさはプラスに評価している。他のマウスから乗り換えると比較的過敏に感じられるマウスカーソルの動きも、すぐに慣れて、じきにコレでないと操作がし辛く感じる程。特に高解像度での利用時に効果を発揮してくれる。ボタンの配置も持ち替えずに全て押せるので特に問題とは感じていない。

また、カーソルの追随性は、有線マウスと遜色がないレベル。
「無線だからカーソルが飛ぶ」などのトラブルは経験していない。

電池は良く持つとは言えない(特に、1年以上使い込んでいくと)が、すぐ切れて不満で仕方がない、という程でもない。個人的には、常に手元にあるかどうかわからない単三電池交換式よりも、クレードルに挿すだけの充電式の方が好ましく感じている。この辺りの評価は、同じ無線マウスでも充電式を採用しているロジテックと、単三電池を使用するMicrosoftの思想の違いでもあり、どちらを支持するかは個人の好みの問題だろう。

マウスとしては高価だったが、確かに高価なだけの事はある性能で、かなり満足している。G7やMX-Revolutionなどの後継機が出た今も、一線級で使えるマウスだと思う。

ただ、当方所有の物には個体差であろうか、いくつか不具合も確認されている。現在使っているのは一度修理に出し、新品交換で戻ってきたものなのだが、それぞれ別の不具合があった。まずは初代機で、充電台との接触不良がよくあった。クレードルに置くだけでは端子が上手く噛み合わないのか、押し込まないと充電されにくいのだ。コレは修理に出したら改善された。そして、修理交換となった二代目では(他の方のレビューでも言及されているが)ソールの平面が出ていないのか、左右にガタが出ている。

その他初代機(1年程度使用)では経年劣化としてロゴの摩耗や連続稼働時間の低下、クリックボタンのチャタリング(シングルクリックがダブルクリックとなる、等)がたまに見られた。これはある程度仕方ない事なので、当方としては耐久性に疑問とかそういう事は感じていない。

あと、これは当方くらいしか問題としていない事かもしれないが、ドライバソフトに若干難がある。当方は以前、Microsoft製マウスを使用時、ホイールクリックに「デスクトップの表示/非表示」を割り付けていたのだが(Microsoft製ドライバではボタン割り付けの選択肢として選択できる)ロジテック製ドライバでは、ボタン割り付けの選択肢としてデスクトップの表示/非表示が選択できない上に、「win+D」というショートカットのキー割付も出来ないので、マウスボタンにデスクトップの表示を割り付ける事が出来ない。(altやctrlを含むショートカットは割付出来るが、winキーを含む物はキー操作として認識しない)当方は仕方がないので別のキーにショートカットを移す常駐ソフトを導入して無理矢理「ホイールクリックでデスクトップの表示」を実現しているが、winキーを含むショートカットくらいは対応しても良いと思う……。

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