製品情報

Palm J

Palm IIIc (日本語版)

【主なスペック】
【発売日】
2000年02月

ユーザーレビュー

2000年05月25日 00時00分
 Vxと〓C、どちらにするか死ぬほど悩んだが、言われているほど処理速度の低下は感じられなかったので〓Cを購入した。
ほぼバッテリーが占めている、といわれる少々大柄な筐体に関してはC3ならともかく、WORKPADを使っていたのでそれほど気にならず。でもできれば画面サイズはそのままにもう少しシェイプアップしてほしいところだ。
 画面の見易さだが屋外での視認性は期待しない方がいい。使うケースにもよると思うが俺は蓋を付けっぱなしにして外でどうしても見なきゃいけないときは蓋を日よけにして使っている。
 ところがこれが屋内だと話は別で、常時点灯しているバックライトにより、かなり鮮明な印象だ。あたりまえだが背景が白だと文字も格段に見やすくなる。TFTということもあり、思わず初めてパワーザウルスの液晶を見た時の感動を思い出した。これだけで満点。
 屋内と屋外、どちらに重きを置くかにかかってくると思うが、俺は断然屋内だ。ザウルスMI−C1を使っていたがはっきり言って屋内だと結構見にくかった。皆モバイルという言葉に踊らされていないか?
 最後に点数評価にない製品の品質の話をしよう。
あまり触れられていないようだが、〓Cのクオリティは低い。俺は発売日に即GETしたのだが、いきなり液晶不良で交換する羽目になった。
初期ロットにグラフィティ認識の悪い筐体があったことは他の〓Cユーザーの訴えでも明らかだが俺のはさらに酷く、画面上の項目を選択することすらできなかった。さらに下スクロールボタンが甘く、相当力を入れて押さないと機能してくれなかった。
また、本体ケースの裏側に原因不明のヒビが入り、次第に大きくなっていった。(無論落としたり、ぶつけたことは一度もないのに、だ)
結局俺の現在の〓Cは3台目である。
販売店で3台目交換の際、しっかり動作チェックをさせてもらったのはいうまでもない。
以上の問題は他の〓Cユーザーのマシンでも見られた現象なので、メーカーは真剣に受け止めるべきだ。

それでも俺は現在市販されているすべてのPDAの中で〓Cを推奨する。
これほどに実用的で使い勝手がよく、画面も見やすいPDAは「今のところ」存在しないからだ。

ただし、購入の際は販売店で動作チェックを忘れずに。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]