2004年02月05日 00時00分
確かに、最新のハードウェア技術の枠を集めたのかも知れませんが、
ソフトの出来があまりにお粗末で、これでは話にならないでしょう。
以下、Version 1.0での仕様になりますが、
まず、予約録画に設定出来るのが10件までとなっています。
そして、STDによる休止状態に移行させる以外、
TV視聴ソフトを終了させずに予約録画を実行する方法がありません。
実際には、STDから復帰して予約録画が実行されている最中もTVの音声・映像が流れており、
MTVのFEATHERのような、操作パネルのみが表示された状態にすることは出来ません。
予約録画を実行するには、ソフトを立ち上げたままにしておくか
休止状態にしておくかの二者択一、
これでは、TV録画専用PCでも持っていない限り実用は厳しいですね。
ソフトをタスクトレイに収納することは可能ですが、
音声をミュートすると、PCのWAVE自体がミュートされてしまいます。
その他にも、
予約録画一覧で、録画時間が確認出来ない、
録画開始時刻に一切のマージンが設けられていない、
録画ファイル名が任意に設定出来ない、
など、細かな不満まで挙げていけばきりがなく、
ここまで利用者不在で作られたソフトも珍しいと思います。
なお、DVD±RWに+VRフォーマットで直接画出来るダイレクトバーニングは、
付属の「Ulead DVD MovieWriter2 SE」上でのみ可能であり、
予約録画から行うことは出来ません。